●依頼No.45 依頼者:りえぞーさん

赤いちゃんちゃんこを握って生まれ変わる少女の話について

 最近、また再び読みたくて気になって仕方ないマンガがあるのです。が、タイトルもマンガ家名も分からなくて‥‥。 「確か昭和50年中期くらいの『小学◯年生』(何年生かは忘れました)に連載(もしくは短期連載)されていた作品だと思うのですが、初回からいきなり主人公の女のコが風邪をこじらせて死んでしまい、死後の世界へ旅立ち、そして最終回には赤ん坊となって生まれ変わるという、今思えば輪廻転生のお話でした。生まれ変わる時に”赤いちゃんちゃんこ”の切れ端を握っていたと思います。タイトル名も作者名も分かりませんが、どなたか思い当たる人がいましたらご連絡下さい。

●公開捜査のページを見させて頂いて、「これは、もしやっ!」と思った作品があったので、つい、思わずメールさせて頂きました。依頼NO45の「赤いちゃんちゃんこ」の件です。

これは、確か『ひめちゃんちゃんこ』(漢字で「姫」だったかどうか、忘れてしまいました・・・)というタイトルだったように思います。捜査依頼者の方がおっしゃっているように、小学○年生で連載していました。当時、私も大好きなマンガだったのですが、主人公の女の子(姫ちゃん)が、大好きだったBFの妹として転生してしまって、終わりというラストに、幼いながらも、納得できず、切なかったのを覚えています。(ハッピーエンドにして欲しかったのです。)

亡くなった人の天国での食事は、光のシャワーだとか(このシャワーには、中華味とか、和風とかあったように記憶してます。)天国では、生前の記憶を消さなくてはいけないので、姫ちゃんは無理矢理お父さんの記憶を消されてしまった、とか、細かいエピソードもちょっとづつですが、印象深いです。絵も、頭の中では鮮明に思い浮かべることができるのですが、どうしても、作者の方の名前が思い浮かびません。確か、当時「小学○年生」といえば、この方の作品が載っているというくらい、良く出ていた方だったように思えるのですが(でも、「あさりちゃん」とは違います)ちびっこの頃は、あまり作者名というのを気にしていなかったので、思い出せないのです。この程度の情報ですと、もう既にどなたかが、お答えになってしまっているとは、思いますが、私も、小学生の頃、夢中になって、そして、なんとなく切なさを残していた作品のことだったので、つい、ペンを取ってしまいました。(笠井須磨子さん・99/9/28)

※「小学○年生」で「姫ちゃん」と言ったら藤原栄子さんかしら??コミックス化されてたら私もちょっと読んでみたい作品です。引き続き情報お待ちしてます!(めぐみ・99/9/28)

●教えて!この作品で、ちょっと思い当たることがあったので、メールさせていただきました♪

依頼NO.45の作品は、『夢・ちゃんちゃんこ』だったのでは?と思います。めぐみさんは、藤原栄子さんではないかとおっしゃっていましたが、その方の作品ではないと思います。ちょっと丸っこい顔をかかれる方で、絵柄は思い浮かべられるのですが、作者名が思い出せません。「高」という字がついたような気が・・・この人は他にも、お風呂の番台をやっている女の子の作品を描いていたような気がします。(zukaさん・99/10/6)

●わたしも『夢ちゃんちゃんこ』読みました。絵柄はよく思い出せないのですが、女の子が生まれ変わる前、天国というか現世ではないところであるおじさんと話をするのですが、その人がなぜか「夏目漱石」だった、ような気がするのです。多分わたしも小学生だったと思うのですが、「夏目漱石」のせいでこの話を覚えていたといっても過言ではありません(大袈裟?)。(浅葱さん・99/10/14)

●この作者はたぶん高瀬直子さんという名前だったと思います。(さっちゃんさん・99/10/14)

●この作者は高瀬直子さんです。『夢ちゃんちゃんこ』は本人も思い入れがあり、メールアドレスに「yumechanco」を入れているくらいです。ちなみにこの作品は、20年前、小学館「小学4年生」に掲載していたと本人からお聞きしました。(金子道夫さん01/10/03)