●依頼No.46 依頼者:ぴろりんさん
「別マ」掲載・絵が得意な少年の話について
前に一度、コーラスの方で書込んでみたんですが解かる方がいなかったので、ここなら解かるのでは?という希望をもってお願いしたいと思いメールをいたしました。解かっている事は、下記のみです。
1972年〜1975年頃の「別冊マーガレット」に掲載された、読み切りです。舞台は、外国の田舎町風で、現代よりは少し過去かもしれない感じでした。絵を描く事が好きな、10〜12歳前後の少年がその町に住んでいて 多分孤児のような気がするんですがその子の所に、りぼんをつけたかわいいフワフワ髪の女の子が、現れるのです。記憶の中の感じだと家出をしてきた感じでした。その子と仲良くなった少年は、隠れ家のような家で、その子の肖像画を描いてあげるんです。しかし、その作品ができたかどうか、という時に、その少女に追手がやってきてしまい、逃げようとしたけれどつかまってしまって少女は、彼のもとからいなくなります。残されたのは肖像画のみ・・・という感じのストーリーでした。他の情報としては、巻頭が2色カラーでしたので、そう新人というわけではないと思うのですがタイトルも作者も解かりません。ただ、当時、私は別マを買って読んでいたわけではなく、近所の人から何回かもらっただけなので、他に載っていた作品の記憶があるので その作品の載っていた号が解かればはっきりと何年何月号と解かるのかもしれませんが。記憶にある作品は、『ゴンベエは死んだ』浦野千賀子・『白薔薇の散る海』柴田昌弘のデビュー作・『冬のひまわり』美内すずえ・『(タイトル不明)』山田ミネコ(サーカス団のお話で最後に主人公は銃で撃たれて崖から落ちてしまうお話です。単行本に収録されていたのを見た記憶があります)これのどれかが、一緒に載っていました。少ない情報ですが、よろしくお願いします。
●直接なお答えではありませんが、いっしょに載っていたという作品から、掲載号がわかるものについて。
『白薔薇の散る海』柴田昌弘=別マ1973年6月号
『冬のひまわり』美内すずえ=別マ1975年2月号
山田ミネコ作品は『カーニバルの少年』=別マ1973年6月号
『ゴンベエは死んだ』浦野千賀子は手元に資料がないのでちとわかりません…(^^;;(島本さん・99/9/25)
※号数がわかればかなりチェックしやすくなりますね。少なくとも『冬のひまわり』は雑誌で読んだはずなんですが、う〜ん記憶がぁ〜(^^;)。 1973年6月号の作品がふたつ挙がってるってことは、この号掲載の作品って可能性が高いかな?(めぐみ・99/9/26)
●他の作品から予想されているとは思いますが、(『ゴンベエは死んだ』は)「別冊マーガレット」1973年6月号掲載です。(Yoshiki.Oさん・99/9/27)
●「Kyo's Comic Data」(ここと相互リンクされてますね)によると、『白薔薇の散る海』『カーニバルの少年』『ゴンベエは死んだ』が掲載されている別マ1973年6月号の掲載作品は、以下のようですが、該当する作品はあるでしょうか?
『いとしのきみロミオは女』美内すずえ
『闇の中のマリア』 田中雅子
『ちるどちゃん』 ところはつえ
『ゴンベエは死んだ』 浦野千賀子
『白薔薇の散る海』 柴田昌弘
『カーニバルの少年』 山田ミネコ
『歌声がひびく朝』 木内千鶴子
『パパとパイプ』 和田慎二
『セッちゃん』 小泉フサコ
『少女の恋』 西谷祥子
『なくて七くせ』 野呂新平
『ちょっと待ってアボ』 本村三四子
『幸せ色の風』 こやのかずこ
『フーちゃん』 いまいかおる(島本さん・99/10/8)
●1973年6月号のリスト、拝見しましたが…うーん…タイトルだけではどうも…。でも、確かに読んだ号なのは、はっきりしました。美内すずえ先生の『いとしのきみロミオは女』っていうのも、見た瞬間「ああ 読んだこれ!」って思いましたし。しかし、依頼した作品が何かは タイトルだけではどうも判断がつきません。消去法でいくと『闇の中のマリア』『歌声がひびく朝』『少女の恋』『幸せ色の風』かなぁって思いましたが。(タイトルの感じから違うだろうという物ははぶきました。)でも、依頼している他の方の意見も読んでいると、だんだん自信がなくなってくるんですよね。記憶が、他の作品と混ざっているんじゃないかって思ったり勝手に内容を、作ってしまっているんじゃないかって思ったり。もしみつかって、全然話しが違っていたら、どうしようなんて 考えています。この号全体も、もう一度読んでみたくなりました。依頼した作品以外にももう一度読みたいなって思う作品がありますし。単行本になっている物は探して読んでみようと思います。依頼作の情報は、気ながに情報を、待ちたいと思います。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。(ぴろりんさん・99/10/28)
●かなりしぼられてきましたね。西谷祥子の『少女の恋』は内容が違うので、『闇の中のマリア』『歌声がひびく朝』『幸せ色の風』のどれかかしら…。(めぐみ・99/10/28)
●僕は、木内克弥といいます。元マンガ家木内千鶴子の息子です。今日は「情熱的マンガ生活」に、すっかり長居してしまいました。何をしていたかと言いますと、「教えて!この作品」のNo.46の依頼について調べていたんです。(笑)「別マ」とあったので、わかるかもしれない…と思いまして。お袋の作品が載っている別マ等は、全て保存してあるんです。(保存状態は、劣悪ですが。(^^ゞ) 1973年6月号は、すぐに見つかりました。しかし、ぴろりんさんがお探しのような内容の作品は見当たりません。やはり、記憶違いなのでしょうか。『カーニバルの少年』についても、主人公は銃で撃たれたのではなく、ナイフで刺された、という記憶違いがありましたし。ひょっとしたら、 1975年2月号の方なんじゃないかと思いましたが、お袋の作品が載っていないようで、2月号はありませんでした。結局、お役に立てませんでしたが、そのあたりの別マをボチボチ読んで、もしそういう作品があったら、お知らせすることにします。(木内克弥さん・00/02/20)
●作品46の探索の件ですが,柴田昌弘『わが友カロン冬の魔犬』に似ているように思えます。以下に類似点を挙げますのでご参考までに
・1972年〜75年頃の別冊マーガレットに掲載された読み切りです。→1974年の別冊マーガレット2月増刊号掲載の読みきり。
・舞台は、外国の田舎町風で、現代よりは少し過去かもしれない感じでした。→米軍横須賀基地周辺(軍人相手の飲み屋街のコマ有り)
・絵を描く事が好きな、10〜12歳前後の少年がその町に住んでいて多分孤児のような気がするんですが→似顔絵描きが得意な少年マキ、ホーム(孤児院)脱走の常習犯
・その子の所に、りぼんをつけたかわいいフワフワ髪の女の子が、現れるのです。→社長令嬢のロミ(マキとほぼ同い年)頭の両側にリボン、髪はフワフワ
・記憶の中の感じだと家出をしてきた感じでした。→友達のいないロミはマキに興味を持って何度も来る。
・車に轢かれそうにロミをマキの犬が助けて2人は友達に→その子と仲良くなった少年は
・他の情報としては、巻頭が2色カラーで、次の見返しが2色でした。→見開き2ページがカラー、
後半が違いますが、いかがなものでしょう?(クリスマス・ピポさん・00/3/24)
●はじめまして。初めておじゃまいたします。依頼No.46の作品について気になったので投稿させて頂きました。
掲載誌は「別マ」ではありませんが(「りぼん」ではないでしょうか)、のがみけいさんの『エミの肖像』に似ていると思います。ただ、外国ものではありませんが…。読みきりではなく前後編の作品だったと思うのですが、全編の部分がお尋ねの内容に酷似しています。
エミはお金持ちのお嬢様ですが母親は無く、父親に反発して遊び歩いていたのですが、少年に出会ってからは素直に生きようとします。少年はエミの肖像を描くのですが、すぐに父親見つかって、エミは家に連れ戻されてしまいます。
少年の名前を失念してしまったのですが、彼は知的障害?の為実際の年齢より幼く、純粋な少年に描かれていました。後編はエミは少年の下に再び戻って来るのですが、少年は病気で亡くなってしまうのです。最後はエミの元に少年の描いたエミの肖像画が残ります。、二人は実は兄妹だったというお話しでした。のがみけいさんの作品中でも最も好きな作品のひとつです。
如何でしょうか?お探しの作品だといいのですが…。(なつみさん・05/01/29)