●依頼No.62 依頼者:わかめさん

上原きみこ・消防士が主人公の話について

上原きみこで、たぶん「別コミ」(私は「週コミ」は買わなかったので)巻頭の読み切りだったと思います。若い消防士が主人公で火事の時に助け出した娘と結婚する。その後火事で両親を失った女の子を引き取る。(中略)音信不通だった孫(引き取った子の子供)がたずねてきて一緒に暮らすようになる。主人公は孫を消防士にしたいのだが、孫は大学を受験する。主人公が定年の日出動し、女性を助けるため、自分は火災で亡くなってしまう。孫は遺骨を胸に抱き、大学進学をやめて消防士になる決意をする。とまあこんな話なのですが・・どなたか覚えてる方いらっしゃらないでしょうか?それとも私の幻想?上原きみこだとおもうんだけどなあ〜。

●ところで、「教えて」の上原きみこさんの消防士ものですが、うまくつながっていないようで依頼内容が分からないのですが、『わが命の賛歌』でしょうか?(ごまさん・99/11/2)

●該当作品は『わが命の賛歌』で間違いなさそうですが、質問内容が分からないので、断言できないなあ。確か、消防士が主役の上原作品は、『わが命の賛歌』だけだと思うけど。(バナナ忍者さん・99/11/2)

※更新するの忘れてました〜(><)。ごまさん、バナナ忍者さんありがとう。(めぐみ・99/11/2)

●上原きみこさんの『わが命の賛歌』ってのが、彼女の作品の中で消防士を扱ったものです。お話は,父親を火事でなくしたのがきっかけで、自分も消防士をめざすけれど、片親である為になかなか試験に通らず、落ちたことに苦情を言いにいった時に上役に目をかけてもらい、その人の推薦で無事消防士になる.その上役の人が、「いいか、男の価値ってのは、死んだときにわかるんだぞ。」といい、自分の娘と結婚させます。なれない貧乏暮らしに耐え、子供を産むけれど、死産。子供が生まれるという,うれしさで勤務中に仕事をほりだし,その火事で両親を失った子を引き取り家族になります.戦争が始まり,子供は疎開し…という話です.結局は、引き取った子供の子供、いわゆる孫が来て,二人で一緒に生活していく。彼は退職の日に、火事の中に飛び込んで殉職する。お葬式に、たくさんの人が来て,じいちゃんのために泣いているのを見て,「じいちゃん、俺、消防士になるよ」と孫が決意する。というようなお話です。他には、消防士ものは、描いてないです。上原きみ子の傑作集@です。(フラワーコミックス)←絶版(ぽいママさん・99/11/2)