●依頼No.75 依頼者:ろみさん

ラストシーンに卵焼きが出てくる作品について

昔からとても気になってる作品があります。きっと1970〜1975年の間の作品で樹村みのりさんのような絵でほのぼのとしたホ−ムドラマです。最後のペ−ジに卵焼きがおさらにのっている絵があり、やっと上手に焼けるようになった。というようなセリフがついていたように思います。(何か精神的に乗り越えたという意味がこめられていたようです。)

この当時私は週刊・別冊少女コミック、週刊・別冊マ−ガレットを読んでいたのですが、時々思い出しては気になっています。当時私はまだ卵焼きを作ったことがなかったのでコンプレックスに思ったのかもしれません。この作品の名と作者が知りたいのです。あまり、ヒントが少なくてすみません。よろしくお願いいたします。

巴里夫さんの『思いやりはノーサンキュー』ではないかと思われます。「りぼん」に掲載されていました。何でも母親にしてもらっていた女の子がおかあさんの干渉から自立しようと努力する姿をコミカルに描いた作品です。卵焼きをつくって「できた!私にも卵焼きができるんだ!」と自信がわいてくる姿を見てお母さんが「それは卵焼きのようなものですよ!」と言うところが面白かったです。うちのHPにもちょこっと載せてます。よろしく〜〜(^o^)。(セサミさん・00/1/19)

●セサミさんありがとうございます。そうですか、巴里夫さんですか、でも、私「りぼん」はあまり読まなかったんです。でも読んだかも!?すごく記憶があいまいですが、で、確かめたいことがあります。巴里夫さんのマンガの卵焼きの出来映えはどんなぐあいでしたか?私の記憶の卵焼きはとってもきれいな出来映えの物だったんですが、出来映えが一致すればきっと巴里夫さんのでいいと思います。(ろみさん・00/1/20)

●卵焼きの出来はなかなかよかったですよ。自分で作った卵焼きをお父様お母様に食べていただくというラストなんですが「おまちどうさま、できあがり〜〜」「おお!」「まあ!」とおふたりとも感動してラストのコマは上手に盛られた卵焼きのシーン、だったんですが。ご記憶の作品と同じかな・・・?(セサミさん・00/1/20)

●巴里夫先生の『思いやりはノーサンキュー』は、「別マ」71年8月号にも掲載されています。ろみさんは、そちらで読まれたのだと思いますよ。(木内克弥さん・00/07/12)