●依頼No.76 依頼者:シィラさん

女子教護院をテーマにした作品について

確か、1980年前後の作品で、女子救護院をテーマにした作品でした。主人公の名前は「ヒロカ」(漢字は失念)だったと思います。中学生のヒロカは、幼い頃から共働きの両親にほとんどかえりみられず、愛情に飢えた孤独な少女時代を送った。中学に入学し、最初はまじめな優等生だったものの、まわりの人達の身勝手さを知り、次第にぐれていく。やがて知り合った不良仲間の少年と恋に落ちて、両親から逃げたい一心で駆け落ち、同棲するもすぐに見つかり、救護院へ・・・。そこで自分のことを親身になって考えてくれる先生、そして親友となる少女ともめぐりあい、ヒロカは真面目に生きようと決心。先生達の推薦もあって、親友ともども高校に合格し、無事に出所、勉強にも精を出し始める。しかし、両親の愛を得たいと努力しても、両親は変わってくれるどころか、以前にもましてヒロカに冷たくあたるように・・・。絶望したヒロカは自殺未遂を図り、目がさめると救護院の先生や親友達がいた。彼らに励まされ、「自分は孤独じゃない」と気づいたヒロカは、強く生きようと誓う・・。

 こういったストーリーだったと思います。当時、この主人公とほぼ同世代だった私には、すごくインパクトの強いマンガでした。この作品のタイトルは確か『ふりむいて下さい』だった?と思います・・が、掲載時期、作家名がわかりません。この作者の方は、同時期に救護院を舞台にした作品をシリーズで書かれていたと思います。もしご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただけませんか?よろしくお願いします。