●依頼No.79 依頼者:しまさん

金持ちの屋敷にひきとられる男の子の話について

もう、20年以上(25年くらい?)前の小学生の時に田舎で読んだマンガなのですが……。私の記憶では、「なかよし」で志摩ようこ先生だ、と思っていたのですが(曽根先生?)違うかもしれません。(お二人の先生の作品を見ても、私が知る限りではそれにあたる話はありませんでした)

外国物で、お金持ちのお屋敷に、一人の男の子が引き取られる?のです。そして、そこには、姉妹がいます。その中の詳しい内容はあやふやなのですが、最後の方でその姉の方が、母親が精神異常だったという事で、それを小さいときから見ていたため、自分もおかしくなってしまった、という……説明を誰かがします。それで、ラストはその屋敷が大火事になり、その屋敷の中で姉はそのまま……。妹と、その男の子?がその火事を見つめている、というページでラストだったと思います。おそらくサスペンス物なのだろうと思うのですが…。もう、長い間、ずっとずっと記憶の片隅にあって、気になっていました。あまりに不確かな記憶ですが、わずかな手がかりでも、とわらをもすがる思いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。

●作品79 しまさんのご依頼のマンガって、もしかしたら『白夜のナイチンゲール』かも・・・。ただ、私もかすかな記憶しかないので、自信はないのですが。それも、姉妹じゃなく、兄弟がナイチンゲール(?)という女の子を取り合うみたいな話だったように思うのですが。(kitterさん・00/7/5)

※『白夜のナイチンゲール』はポケットコミックシリーズ (コミックス社)から8月に復刻します。(めぐみ)

●依頼No.66「哀しみのドロシア」依頼者の山口です。タイトルと作者が記憶にある通りで正しかったのだと確定されたとたん、この79番の作品もすごく似てるような気がしてきたのです。しまさん、その姉のほうは黒髪(多分ロングヘア)でしたか?妹のほうは性格も明るくて、誰からも好かれる、という設定だったとか。もし、そんな記憶があるなら、おそらく同一作品です。女の子ばかり記憶に残っていて、主人公が男の子だった記憶がまったく無いので(笑)、違うかも知れませんが。
そして、『白夜のナイチンゲール』は、模写するほど好きだった上、コミックスも持っていますので、違うのではと思われます。舞台は北欧、ある兄弟が、両親を亡くした後、屋敷の地下に森を発見し、父がそこで言葉を教えず育てていた少女がいるのを知る、というお話です。少女の名はミシュリヌ、兄はジャンキン、弟はラベリンという名です。ちなみにそらで似顔絵が描けてしまうくらい絵もセリフもはっきりおぼえているので要請があれば、もっとストーリーを詳しくご説明できます。
しかし、もしそうなら、私と同様、コミックス入手不可能、というさらなる袋小路へ入ってしまうのが残念ですが…。(yukikoさん・00/7/17)

●その作品は、たぶん、曽根まさこ先生の方だと思います。姉妹の姉、というのは、外見は子供に見えるけれど、実は大人だという病気をもっていて、まわりから疎まれていたというエピソードはなかったでしょうか?最後、家が火事になったのは確か、姉が家に火をつけたからだったように覚えています。姉は窓から飛び下りて、自殺をするのですが、そのときの台詞が「私の長い夜が終わる」だったと思います。この台詞に心当たりはないでしょうか?タイトルは今は思い出せないのですが、何かわかったらまた、カキコしますね(^^)(はるかさん・01/07/30)

●早々と、自分のカキコにレスをするのも何ですが(笑)、しまさんお探しの作品のタイトルは『ブローニィ家の悲劇』ではないでしょうか?名門の家の長女でありながら、言い伝えの異形に生まれたばかりに、疫病神と厭われて森の奥深く幽閉されていたマリア(姉です)。ひきとられた男の子とは、ロビンではないでしょうか。違っていたら、ごめんなさい。(はるかさん・01/07/30)