●依頼No.134 依頼者:まみさん
佐伯かよの・二人の女の子が入れ替わってしまう話について
多分、昭和50(1975)年前後の夏頃、りぼんに掲載された佐伯かよの先生の作品だと思います。一人の男の子をめぐって二人の女の子が対立(?)しているのですが、どちらかの女の子の能力で、中身が入れ替わってしまう話がありました。最後は元に戻れなくなってしまうか、そんな結末だったような気がしますが、浴衣姿の女の子が宙に浮いているようなシーンが心に残ってます。ずーっと心に引っかかっていてコミックスなどをチェックしているのですが、収録されていないようなのです。どなたかご存知の方、いらっしゃいませんか?教えてください〜!
●これは、佐伯かよの『白い時間』(1974年作)ではないでしょうか?主人公の女の子は「圭子」で、入れ替わる相手の女の子は「礼子」 そして好きな男の子は「二郎」です。夏祭りのシーンから話が始まるので圭子は浴衣を着ています。 最後に圭子(中身は礼子)が崖から落ちるシーンがあるのでこれが「宙に浮いているような」風に見えなくもないのですが。
私が所持している「スマッシュ!メグ」1巻に同時収録されています。 これはフラワーコミックス(小学館)で全6巻になります。 絶版と思いますので、古本屋さんで探してみて下さい。(イナバさん・01/04/02)
●佐伯かよの『白い時間』なら、「りぼん」1974年8月号に掲載されたものです。『紅いG線』講談社 KCDXミステリーサスペンスセレクション(黒い表紙)に収録されています。 こちらは古書店でもたまに見かけるので、手に入れやすいかもしれません。(にやんこさん・01/04/03)
● お答えくださったイナバさん、にゃんこさん、ありがとうございました!聞いてみるものですね、長年の心のつかえ(?)が取れました。さっそくチェックしてみます!(まみさん・01/04/17)