●依頼No.148 依頼者:にゃろめさん

双子姉妹とその友人のそれぞれの恋の話について

15年前くらいに読んだコミックで、バレー部に所属の双子姉妹とその友人と男子バレー部員との恋愛話。友人は付き合っている彼に同い年だが敬語で話し、双子の一人は実はその彼が好きだった。また、その子を見ている他の男子部員との恋愛話もあり、それぞれの恋がオムニバスで載っていました。花言葉もでてきます。題名も作者も掲載雑誌名も覚えていませんが少女漫画のコミックだったことは覚えています。どなたかご存知ないでしょうか?

これは、萩森千聖作品の「花冠シリーズ」のひとつです。(掲載雑誌は、「別マ」か「デラマ」。)でも、ごめんなさい、タイトルが思い出せません。 (「花冠シリーズ」なんで、花の名前がついてるはずなんですが・・・。)私が覚えてることを書いてみます。

@双子の名前は「花夜子(かよこ)」と「星子(せいこ)」。
Aバレー部だったのは星子の方です。
Bこの双子の友達は「こうこ」。(だったと思います。 漢字は、紅子…だったかな?)

にゃろめさんがおっしゃってるのは、花夜子が実はこうこの彼氏が好きで、星子になりすまして彼に告白するけどフラれてしまい、その彼のお友達に告白される、というものですよね?この「花冠シリーズ」って、結構たくさんお話があって記憶がごちゃ混ぜになってるんですが、この双子のお話はシリーズの中でも最後の方だったと思います。

もしかしたら実家にコミックスがあるかもしれないのですが、それすらも定かではありません。私の乏しい情報提供で、にゃろめさんはもちろんどなたかタイトルを思い出して下さるといいのですが・・・。(ルーシーさん・01/05/08)

●このレス最初に読んだときは、まさか萩森千聖さんの作品だとは思わなかったです。ああ、今でも新刊出るとマーガレットコミックスを買っている唯一の漫画家さんなのに(笑)。(なんせ最近はレディース誌ばかりなので…。) ルーシーさんのレスを見て、家の中のコミックス探してみました。萩森さんは短編の作品ばかりなので、どれとどれがシリーズなのか混乱しそうですが、ルーシーさんが書かれているのは『シクラメンの紅(ルージュ)』と『ティアドロップ・スノードロップ』ですね。両方とも88年10月発行の『ラスト・シーンは知らない』(マーガレットコミックス)に収録されてます。登場人物(?)は、バレー部の星子(妹)、美術部の花夜子(姉)、園芸部の紅子(友人)、そして男バレー部の大嶋くん、緒方くん(友人)ですね。シクラメンと、水仙の言い伝えみたいなものも出てきます。・・・ただこの2作品、「花冠シリーズ」じゃないんです。コミックス表題作の『ラスト・シーンは知らない』も全く別の話です。

ちなみに「花冠シリーズ」は、甘木山(あまぎやま)高校美術部員の「高波璃羅(りら)」と剣道部員の「折方文刀(ふみとう)」とその友人たちのお話で、

『ぼたん雪を花冠に』(コミックス表題作)、
『花びら冠・春・桜』(コミックス表題作)と同じコミックスに収録されている
『カルミアの花傘ゆれて』、『きら星冠なみだ華』、
そして『遅咲きコスモス・花指輪』と『花吹雪の聖夜』(両方とも『肩越しのサン・セット』に収録)

の6作品で85年〜86年にかけて、別マ・デラマに掲載されたものです。(にやんこさん・01/05/09)

●おお、にやんこさん!正解をありがとうございます。そうか、これって「花冠シリーズ」ではなかったのですね。タイトルに花の名前がついてたんで、「花冠シリーズ」だと勝手に思い込んでたようです。タイトルがわかって胸のつかえがとれました。(笑) ありがとうございました。(♪)(ルーシーさん・01/05/09)

●10年以上も捜し求め、ようやくわかりました。でも、すごいよく覚えているんですね。感動しました。と〜ってもうれしいです。本当にありがとうございました。(にゃろめさん・01/05/11)