●依頼No.206 依頼者:chiduさん

幼い少年を抱えてラーメン屋を営む女性の話について

本当に何十年も前の金子節子さんの作品ですが、(これは絶対に金子節子さんのものに間違いありません)小さい男の子を抱えてラーメン(屋台だったかも)店を切り盛りする女の人のお話です。実際はこの子供はこの人の本当の子供ではなくて事故か何かでなくなったお姉さん夫婦の子供だったとかいうお話で、その店によく来る男の人と恋をして・・・っていったようなおはなしでしたが。(最終的にはハッピーエンドでした。)金子さんのお話は、ちょっと切なくて元気が出るのでとても好きなのですが、これは特別に好きだった気がします。読み切りのもので単行本などは出ていないとは思いますが、どなたかご存じの方教えてください。

●この作品、覚えているような、覚えて無いような…大変気になるので、解明したら是非教えて頂きたいのですが(笑)。40年代末〜50年代なら、金子さんはりぼんで活躍されてたのではと思うのですが、りぼんマスコットコミックスのリストを発見しました。 しかも、これ、コミックスに何の作品が収録されているかまで載っています。(感動しました) 『千代ちゃん、ちょっと!』にはどうやら作品リストがのっているようですので昭和53年以前なら、これを入手すれば分かるかも…。タイトル見れば、思い出すかも、という方は是非、上記URLへ!(ゆっこさん・01/05/03)

●ciduさんが、憶えていらっしゃるストーリーに合う漫画で思い当たるのは『タァちゃんのうた』です。 これは70年代後半の「りぼん」で、読み切りで掲載されていました。その後『八年目の夏』というタイトルの続編も掲載されました。ただ、作者が「のがみけい」さんなんです。私自身『タァちゃんのうた』『八年目の夏』の作者をずっと久木田律子さんだと思い込んでいたこともあるので、金子節子さんというのも、私と同じように憶え違いをされているかもしれないと思い、書き込ませていただきました。金子さんに違いない!!ということでしたら、とんだゴミレスですよね?ごめんなさい!!(蛮千代さん・01/05/08)

●>ゆっこさん、蛮千代さん
いろいろありがとうございます。私、実はのがみけいさんもとっても好きでした。もしかしたらまた・・・でもどうしてもこれは金子節子さんだと思ってたんですけど。『タァちゃんのうた』っていうタイトルは聞いたことあります。いつも蛮千代さんには助けられてばかりです。ありがとうございます。でも、これ、もう読む方法はないんでしょうか?是非読みたいです!!コミックスなんかではでてないんでしょうか?ご存じでしたら教えてください。お願いいたします。(chiduさん・01/05/10)

●>chiduさん
のがみけいさんの作品だったのですね。解決してよかったですね。金子節子さんの作品と聞いて、りぼんコミックス全部読み返しても該当する作品がなくて、未収録なのかと思っていたところでした。『タァちゃんのうた』は集英社漫画文庫(旧版)で出てるようです。現物みたことはありませんが、ネットの古本屋さんには出品されていました。(にやんこさん・01/05/11)

●『タァちゃんのうた』を読んだので、あらすじ載せておきますね。主人公の女性は、デパートの店員で姉の子供を引き取って、ひとりで育てています。そこのデパートの跡取息子だったかエリート社員だかと恋愛関係になります。でも「タァちゃん」の事が気がかり。彼にも話していません。心無い他の女性社員が告げ口をしたため、彼が主人公の家へ行き「ふしだらだ!」となじり「姉の子供なら施設に預けろ」と捨てゼリフ(なんてヤツ)。主人公は、タァちゃんと一緒に生きていく事を決意して彼とは別れてしまうのでした(涙)。Happy Endと言えば、言えなくも無いのですが・・・。『8年目の夏』は、それから8年後のタァちゃんと主人公のお話です。(イナバさん・01/05/31)