●依頼No.225 依頼者:モップさん

清原なつの・『さよならにまにあわない』について

1989年2月号の「ぶ〜け」に載っていた、清原なつの先生の『さよならにまにあわない』という作品をご存知の方、どなたかいらっしゃいませんでしょうか?どのような小さな情報でも結構ですので、どうか教えて下さい。

●フランスと思われる地方が舞台のおはなしです。村一番の才媛、ビノがある秋の日、都会の学校からぶどう畑のある村に3年ぶりに帰ってきます。幼なじみのマルトは歓迎します。都会の学校は実は、超能力者が集まった学校で(それは世間に公表されていません)ビノはその学校でクリストファという予知能力者に、「村の近くの原子力発電所で事故がある。ビノなら村を救えるかもしれない」と言われて帰ってきたのでした。そんなビノに、村の人は、ノイローゼなのだからとやさしく接してあげようとします。ぶどうの収穫のお祭りの日、ビノは超能力で原子力発電所の事故を防ぎ、力を出し尽くして倒れてしまいます。医者も村人たちも、ビノのことをノイローゼだったと受け止めますが、マルトだけは、ビノが事故を防いでぶどう畑を守ってくれたのだと信じます。ビノが昏睡状態のまま、年月が過ぎ、マルトはビノが救ってくれた年のワインをもってその日もビノのお見舞いにきます。そのワインは「黄金の10月」と呼ばれていてコレクター垂涎のワインになっています。そして、そのワインを医者とマルトが乾杯しようとしたとき、ビノが目覚め、ハッピーエンドです。(Satokoさん・01/07/19)

●すっごーい!本当にありがとうございました!とっても嬉しいです。(モップさん・01/07/19)