●依頼No.229 依頼者:烏丸さん

女子高生がアステカの神を使って呪いをかける話について

はじめまして。烏丸と申します。こちらの質問は本当は別所で出ていたものなのですが、覚えがあったものの自分でも思い出せず。気になって気になって・・・(;-;) 少なくとも13年位前の作品じゃないかと思うのですが、主人公の女子高生が歴史の授業でアステカ(かマヤ)の話を聞き、図書室で生贄を捧げれば願いを叶えてくれるという神の記述を見つけ、彼女は小鳥を生贄に使って、その呪いを実行してしまいます。願いはかなえられるのですが、何度かやるうちにその呼び出された神の要求が段々エスカレートし、生贄は小さい動物から大きな動物へ。(最初に質問されていた方によると、犬を殺す時に同級生に目撃されるというシーンも)断ろうとすれば、全身にアステカ語(あるいはマヤ語)の文様が浮かび上がり、苦痛を与えられるという始末。最後には人間を要求され、実行しかけるのですが、歴史の?先生などに見つかり、混乱したあげく、窓の外へ。幸い女子高生は命を取り留め、「アステカの神」の正体は実は彼女を利用しようとした低級霊だったんだ。というオチがついていたと思います。・・・ここまで思い出せるのに、何で肝心の題名が思い出せないかな私!(怒)ご存知の方いらっしゃいましたら、どうぞ、よろしくお願いいたします(泣)

●私も単行本で読んだ記憶があります。成毛厚子さんのマンガではないでしょうか。題名はわからんな〜。『霊感少女』関連の一編ではないかと・・。(にんさん・01/07/17)

●にん様、お返事遅くなって申し訳ありません。早速のレス、ありがとうございます!!教えていただいた成毛厚子さんですが、作品を調べたところ『霊感少女〜闇のカルテ』の題名に感じるものがあり。すっかり忘れていたのですが、小学校の頃『水迷宮』他、成毛さんの作品をかなり読んでいたこともわかりました。ものすごく得した気分です・・・(^−^)ありがとうございました。 (烏丸さん・01/07/23)

●すいません!成毛厚子さんではありませんでした。菊川近子さんの『アステカの魔神』でした。古本屋で成毛厚子さんのマンガを読みかえしても載ってないので、おかしいな〜絶対読んだのに・・・・もしや!怖い話といえば菊川近子さん?!と思って見てみたらありました。成毛厚子さんのコックリさんの話で似たようなのがあって混同したようです。単行本『悪魔のほほえみ』に収録されています。すいませんでした〜。(にんさん・01/07/23)

●依頼者:セシルさん(04/11/02)

願い事をかなえる神様が出てくる話について

十年ほど前(定かではない)歯医者さんで待ち時間に読んだマンガです。

転校生の女の子がいじめられていて、図書館で願い事を叶える神様の絵を切り取って自宅へ持って帰って願い事をする。ただの絵なのに、願い事をかなえるためにいけにえを要求する。そこで呼ばれてしまって最後まで見ていないので、探してみたいと思います。女の子の苗字があさつき(漢字は・・・忘れちゃいました)神様の名前がトリアルツプリ(?)だったと思います。

ご存知の方、題名と作者をおしえていただけませんか?よろしくお願いします。

●セシルさん、はじめまして。お探しの作品は、菊川近子さんの『アステカの魔神』です。

内容はセシルさんが書かれている通り、転校した学校でいじめにあっている麻槻瑞穂がアステカの神トルアルプツリの絵を切り取り、友達が欲しいと願います。瑞穂の願いはかないますが、体中にアステカの絵文字が現れ、願いをきいた代償に生贄を要求されます。最初は鳥などの小さな生き物ですが、だんだん大きな生贄を要求され、犬を殺している所をクラスメイトに見つかります。そのクラスメイトを学校で殺そうとした所を、先生やクラスメイトに追い詰められ、瑞穂が校舎から飛び降りると取り付いていた野狐の悪霊が離れていきます。結局、トルアルプツリが願い事をかなえていたのではなく、野狐の悪霊に騙されていたことに気づいた瑞穂は、人に好かれる努力もしないで人を恨んでばかりいたことを反省します。

この作品は、KCフレンド『悪魔のほほえみ』に収録されていますので、機会があれば確認してください。(サリーさん・04/11/03)

●サリーさん、ありがとうございます。そういえば単行本で話が1つでなく、その話だけしか覚えていなかったので、ちょっとひっかかってたんです。古本屋で探してみます。ありがとうございました。(セシルさん・04/11/04)