●依頼No.261 依頼者:ゆうさん
ドラキュラの生贄にされる少女の話について
10年ぐらい前に読んだ作品なのですが、昔ある村に住んでいた女の子が主人公で、村の奥に深い森があって、その森に代々住むドラキュラに花嫁を生贄にするという掟があって女の子が16歳or18歳の誕生日に村人たちに連れ去られ生贄にされてしまいます、最初は恐怖で嫌がっていたけれど、少年のドラキュラと恋に落ちしばらくは幸せに暮らすのですが、ドラキュラを退治しようと村人達が攻めてきて2人は逃げるのですが、女の子をかばってドラキュラは死んでしまいます、そのショックで女の子は狂ってしまい、その後夜になると鈴の音?を鳴らしながら村をふらつくようになり、どこかでひっそり子供を産み、消えてしまう、いつしかその子供が村を全滅させた!というストーリーだったと思います。全1巻で同時収録の話にドーンという女の子が出ていたような気がします。
●『立ち枯れの森』酒井美羽さんの作品です。人肉しか食べるものがなかったり、非常に怖くて印象的な作品でしたね。 (あねさま・01/08/19)
●あねさま!ありがとうございます。あっという間の解決にビックリ!です、確かに怖くて暗〜い話なのですが、この手の悲劇的なストーリーにハマってしまうのです・・・。(ゆうさん・01/08/19)
依頼者:ナリさん(04/09/21)
ドラキュラの生贄にされる少女の話について
こんにちは。確か10年位前に近くのコミュニティーセンターで読んだので、作者もタイトルも覚えていないのですが…。
ストーリーは、中世のヨーロッパみたいなところに女の人が住んでいて、森で男にあって恋に落ちるんです。んで愛しあうんですが、吸血鬼だってばれて、男の人が殺されてしまうんです。で女の人が妊娠しているとわかったから、村の人に杭を股に刺されて、無理やり中絶させられ、そのショックから廃人になってしまい『私の赤ちゃんどこ?』とつぶやきながら村を歩く……というかんじでした。
多分90年より前だと思います。あと表紙はがれていたんで、中の本本体は緑色だったのを覚えています。短編か1巻完結だったと思います。わかる方いましたらお願いします。
●こんにちは。本体が緑ということと、廃人になって村を歩くということから、白泉社の花とゆめコミックスで出ていた酒井美羽さんの『立ち枯れの森』ではないかと思います。
舞台はドイツで、生まれた時から吸血鬼の生け贄(嫁)に決まっていた少女がその吸血鬼の少年と森の中で出会い、お互いがどんどん惹かれあい、そして夫婦になります。ただ「杭を股に刺されて」というのは中絶ではなく、結婚時にその少女が純潔であることを証明するための儀式でした。
あと村をさまようのは、少年が殺されてしまって、ショックで廃人になり、妊娠した姿で彼を探してさ迷い歩いている。最後には忘れ形見を出産して、その子供が禍々しくにやりと笑ったところで終わったと思います。
少し違いますが共通点も多いので一応お知らせしますね。花とゆめコミックス自体は絶版してますが、白泉社のB6のレディースコミックスで再刊されています。(さりさん・04/09/21)
●『立ち枯れの森』補足です。
娘は、はじめから生け贄にはきまっていなかったように記憶しています。娘が呪われた城の主と恋に落ちた事を知って、両親が泣いていたシーンがあったと思うので。
その吸血鬼の城では、食事は人間の死体と血のみで(村人がそれしか与えない為)、確か、その主の子供ができたら主は殺される事になっていたと思います。その城の主の血を継ぐ人間が一人いればいいとかいう設定だったような。だから子供ができたのがわかった時点で逃げようとしたが、主人に仕えるとともに監視の役割をしていた老人に見つかり、村人に追われて殺されてしまった・・・という感じだったような。(のんさん・04/09/23)
●>また宙出版から9月13日発売「浪漫的ホラー」という再録誌(?)で
>「立ち枯れの森」「ストレンジナイト」が再録されます。
と酒井美羽さんのHPからの情報です。10日前発売なので、探せばまだ書店にあるかも。でも内容的には、似てるような違うような・・・という感じで、微妙ですね。(詳細は、読んでみてもらった方がいいかと思います。)(はろさん・04/09/23)
●ありがとうございます!返事すごく送れてすみません。うろ覚えだったのに詳しく答えてくださってありがとうございます。読んで確認してみます!小さいころに読んだので衝撃的でもう一度読みたかったので…。(ナリさん・04/10/17)