●依頼No.297 依頼者:涼子さん

大和和紀・『ファイアーフライ』について

主人公の名前がシオンか紫苑という男性でした。作品のタイトルは『ファイヤーフライ』?たぶん大和和紀さんのマンガだと思うのですが、他の作品とごっちゃになってストーリーがイマイチ思い出せないのです。かなり前の「別フレ」だと思います。どなたか心あたりのある方いらっしゃいませんか?

●大和和紀さんの『ファイアーフライ』はKCフレンドの『冬の祭り日』に収録されています。ある青年カメラマンが、街で少女をモデルにスカウトします。少女はとてもきゃしゃで、ショートカットだったため、青年もはじめは少女を少年だと勘違いします。モデルとして成功し、お互い恋心も抱きはじめるんですが、彼女はいつも消え入りそうな雰囲気を漂わせていて、人生を急いでいるように見える事が青年には気になります。それは少女が病におかされていて、短い命であったため。 (そして彼女は自分でもそのことを知っていました)最後は化粧品か何かのポスターどりの仕事を完成させた所で、少女は死んでしまいます。短い人生だったけれど輝いていた。まるでファイアーフライ(蛍)の様な少女だった……という感じの話だったかな?細かいところは 間違っているかも。主人公の名前は忘れてしまいました。ごめんなさい。(kyokoさん・01/09/10)

●主人公の男性の名からすると、『ひとりぼっち流花』の名前ですね。紫苑も最後には死んでしまいますので、話がシンクロしているかも…。(あねさま・01/09/10)

●『ファイアーフライ』のラスト、カメラマンのレインが街を歩いていると、カップルとすれ違います。「わたしにもあんなころがあった…」と死んだイブを思い出すのですが、そのカップル、女が男を「シオン」と呼んでいます。よく見ると『ひとりぼっち流花』のルカとシオンじゃぁありませんか。…というふうに話がシンクロしていたのでした。(島本さん・01/09/11)

●シオンは『ひとりぼっちの流花』でしたか。大和和紀さんの作品はたくさん読んだ記憶があって、 もう何がなんだか、どれがどれだか... 私の記憶違いまで解明してくれてkyoko様、あねさま様、島本様 ありがとうございました。(涼子さん・01/09/13)