●依頼No.308 依頼者:玉樹さん

80年代・貧しい孤児の少女が主人公の話について

作者・作品ともに不明です。 掲載雑誌はおそらく「ひとみ」「別コミ」??付録なし雑誌でした。連載です。絵柄は大人っぽい感じです。

・舞台はアメリカかイギリス。そんなに昔ではありませんでした。
・幼少時から話が始まり、幼馴染の男の子(黒髪?)と共に裕福な家にメイドとして引き取られる。
・美しく成長した主人公は裕福な青年(金髪?)と恋をする。 (噴水で水浴びしていた主人公に青年が一目ぼれ。前項の裕福な家の息子だったかも)
・豊かな生活に憧れていた主人公は、だんだん純粋さを失っていき、彼女に恋する幼馴染は目を覚まさせようとする。
・ラスト..主人公か幼馴染が死んでしまうような気がします。 想いが通じ合うのは結局、主人公と幼馴染。
補足:引き取られた家にはお嬢様がいて青年(金髪?)と兄妹だったかもしれません。ラストについてはうろ覚えで定かではありません。心もとない記憶の上に、沢山ありそうなお話ですがよろしくお願いいたします。

●『サンディズ・チャイルド布浦翼さんの作品かなあ??貧しいスラムの孤児がお金持ちの家にメイドにいくってシーンがありましたっけ…。幼馴染はボクシングの選手、主人公はそのお金持ちの青年と婚約をして一気にお金持ちになろうとするけど、お金持ちの婚約者の青年の家は破産してしまう。そんなのし上がろうとする彼女に惚れた別の金持ちが彼女に結婚を申し込み、彼女は絶対幸せになると結婚を承諾する。幼馴染の男の子はボクシングのチャンピオンに…でも、防衛の試合で負けてしまい、主人公も自分の結婚式から、ウエディング・ドレスのまま応援に…。お金持ちと結婚してサンディズ・チャイルドになろうとした主人公は自分の幸せが、身近な所にあるのを気づくという話。「別冊少女フレンド」ですが 違う?(あねさま・01/09/22)

●あねさま..様..二重敬称(^^ゞレスありがとうございます。『サンデイズ・チャイルド』という題名にちょっとひっかかる所があります。ラストは何か勘違いしているのかな。私。何しろ記憶が曖昧で他の作品と混同している可能性も。「別冊少女フレンド」は、当時、友人で読んでいた人がいたので読ませてもらってた可能性あります。ボクシング..あぁ..それかも知れない。いや、きっとそれです!そんな気がします(^^ゞ 情報頂けて嬉しいです。ありがとうございました。 (玉樹さん・01/09/25)

依頼者:さらさん

アランナ、ジェス、ニコラという登場人物が出てくる話について

こんばんは。
23,4年前の作品なのですが、「月刊少女フレンド」か「少女コミック」に載っていた作品だと思います。ご存じの方がいらっしゃったら、教えてください。
主人公アランナ(女性)はジェス(男性)と兄弟のように育った。2人は小さい頃、お金持ちの娘ニコラのバースデーパーティーにお手伝いさんとして行く。そこでアランナは、客に鳥の骨を食べさせられそうになり、ジェスに助けられる。2人が10代後半くらいに成長した頃、ジェスは不良にからまれたニコラを偶然助ける。それがきっかけで2人はニコラの家で使用人として雇われる。ニコラの兄と結婚することになったアランナ。けれど当日家は破産してしまう。アランナはニコラの兄と暮らすが兄は事故にあう。ラストはアランナとジェスが結ばれたと思います。ジェスがボクサーか何かになっていて失明したんじゃなかったかと思います。連載作品をとびとびに読んだので、もう一度しっかり読みたいのですが、作者もタイトルも分かりません。よろしくお願いいたします。

●これは1980年10月〜1981年4月まで「別冊少女フレンド」に連載されていた布浦翼さんの『サンデイズチャイルド』です。同タイトルでKCコミックスにもなっていますよ。

アランナとジェスは生まれが貧しく、アランナはいつか自分がサンデイズチャイルド(貧しい生まれでも成
功してお金持ちになれる人)になることを夢見ていました。 そしてお金持ちのニコラ兄妹と出会い、アランナはニコラの兄と結婚の約束をしますが、その後その家が破産してしまいます。アランナは破産したニコラの兄と結婚することに迷い始め、かねてよりアランナの野心を知り、彼女を自分のものにしようとしていたニコラの家を破産に追い込んだ男との結婚を決めます。それを知ったニコラの兄は事故に遭い・・・
一方、ニコラはボクサーの道に進んでいたジェスのことを愛していましたが、ジェスはアランナだけを想
い、ひたすらボクシングに打ちこんでいました。アランナの結婚式の当日、ニコラからジェスが失明することを聞かされ、アランナは教会を飛び出し、ジェスの試合会場へと向かい、二人は結ばれる・・・といったストーリーです。

私もこの作品が好きでした。 たぶん古本屋さんで見つけることができると思うのですが・・・ がんばって見つけてください。(ぱちさん・03/09/15)

●間違いないです!ずーっと探していたのでこんなに早く分かって嬉しいです。コミックスになってるんですね。布浦翼さんとは意外でした。コミカルな作風の方だと思っていたので。さっそく古本屋さんへ探しに行ってきます。ほんとにありがとうございました!(さらさん・03/09/16)