●依頼No.362 依頼者:りえぞうさん
「なかよし」掲載・日記を拾う話について
はじめまして、よろしくお願いします。25年くらい前に掲載されたものと思います。中学生(?)の少女が、自分と同じ日記帳を拾う話。マヤの裸体?とかいう絵がはさみこまれていました。この話、わたしは多分第一話しか読んでないのですが、最後はどうなるのでしょうか?できれば途中経過も・・・。日記の持ち主は、上級生の男子だったような気がします。そして作者はいがらしゆみこ先生??もしかして有名なマンガなのかもしれませんが、不勉強でほんとにすみません。
●その作品は、いがらしゆみこさんの『敦子のあしたは』です。(原作は、児童文学作家の吉田とし先生のものでした)1974年の1月号から7月号まで「なかよし」に連載されました。友情と恋愛とは? 中学時代は受験が全てなのか? など自分の生き方を見つめることがテーマとして描かれていたように思います。
主人公 陸井敦子(中学2年生)は、間違えたときにうっかりその日記を読んでしまったせいで、相手の加賀涼(同じ美術部の3年)と初めは険悪な関係でした。けれど ふたりは次第に仲良くなっていきます。そんなふたりの周囲は、加賀を好きな美術部長の存在や、加賀が難関の高校を受験することもあって決して好意的なものばかりではありません。入試の直前、加賀はひきにげ事故の唯一の目撃者となってしまい、そのせいで力を出し切れず試験に落ちてしまいます。そのことを、勝ち負けでしか評価できない人たちのなか、敦子は「悩みながらも、自分の人生を歩くことのすばらしさ」を
感じるのでした。
という感じの話でした。 (たあまるさん・02/02/26)
●たあまるさん、ありがとうございました。そんな前の作品だったんですね。あれからいろいろ記憶をたどって、確かゴッホとかって男の子もでてきたような?吉田とし先生もよく学習雑誌で小説を連載してたような記憶があります。今後も、『そんなの常識じゃーん』っていうのを質問させていただくかと思いますが、みなさんどうぞよろしくお願いします。(えりぞうさん・02/02/27)