●依頼No.367 依頼者:ミミさん

『章子の時間旅行』について

78年の作品だと思います(理由は後述)。掲載誌も作者も全て不明ですが、覚えている限りの事を書きます。

主人公「章子(この字だったかどうかは自信がないのですが、「しょうこ」という読みをしていたのは確実)」ある雷が鳴る日に、変電所に雷が落ちたショックで自分の母親の若い頃の時代にタイムスリップします。母親の時代で何をしていたのかはあまり覚えていませんが、自分の住んでいる家はそのままありますが、家具などの調度が全く違う事で、章子は自分が過去に居る事に気が付きます。結局、同じ変電所に落ちた雷でもとの時代に戻るのですが、章子が母親に「今はいつなの?」と聞いた際に「昭和53年の○月○日よ?何言ってるの?」とお母さんに言われていた事を覚えています。「ああ、53年って今年だ…」と、子供心に思った事を覚えています。この作品について、覚えていらっしゃる方がいらしたら、どうか教えてください。

●お尋ねの作品は、金井信子先生の『章子の時間旅行』です。ミミさんのご記憶通り、高校進学に価値を見出せない少女章子(しょうこ)が、戦後間も無い時代にタイムスリップして当時中学3年の母親と出会うことから自分の将来について考えて行く物語です。この作品が単行本になったのは不明ですが、1978年の「週刊少女コミック」6号から連載がはじまりました。べらさん・02/03/31)

●返信が遅くなってしまって申し訳ございません、べらさん様、教えてくださってありがとうございました。まさか連載物とは思ってなかったので一寸びっくり(^^;)検索する限りでは、単行本にはなってないみたいです(涙)。もう一度読みたいなあ…。(ミミさん・02/04/03)