●依頼No.376 依頼者:浮舟さん
牧美也子・『マキの口笛』について
牧美也子さんが昔(昭和30年代?)「りぼん」に連載されていた、『マキの口笛』ってありますよね、すごく印象的だったと思うのですが、どうしてかストーリーがまったく思い出せません。バレエ、意地悪な同級生(名前が思い出せない!)、白鳥先生、とかいうのは、このマンガのことでしたかしら?ほかに、白血病(?)、蓼科、とかといった断片もあるのですが、これは全然ちがうもののことでしょうか....。
とりとめなくてすみません。『マキの口笛』のストーリーを覚えていらっしゃる方がありましたら、教えて下さい!年代がわかれば国会図書館でも調べてみます。よろしくお願いします。
●この作品のあらすじについてはまったくお力になれませんが
>年代がわかれば国会図書館でも調べてみます。
手元にある平凡社発行「子供の昭和史 少女マンガの世界」によりますと牧美也子先生の『マキの口笛』は「りぼん」1960年9月号から連載されたようです。ご参考までに
(べらさん・02/04/07)
●さっそくにありがとうございます。
関西に住んでいるので、ふだんは国会図書館など縁がないのですが、来月東京に行く機会があるので、できれば、と思っています。「りぼん」は、幼稚園ごろから、小学校時代を通じて断続的にとっていたので、いつごろのものか特定できませんでした。とてもありがたいです。牧美也子さんはすっかり大人のコミックのほうに移られましたね。美容院などにおいてある女性週刊誌でお名前を見ると、とても懐かしいです。(浮舟さん・02/04/08)
●マキちゃんはバレエの天才か何かで、本当のママは不明。たしか本当のママが女優さんで、有名な賞を取った時マキを娘と世間に公表するけれども、白血病でママは死んでしまうんじゃなかったかな?最後は蓼科(?)の湖にママが取った映画の盾か何か沈めるの。そこしか知りません、役に立たずごめんなさい。(ささめさん・02/04/11)
●お返事ありがとうございます!!
思い出してきました!すごく嬉しいです。そうでした、白血病だったのでした。だんだん思い出しそうです。わりと長期間の連載だったと思うのですが、子供の頃だったからそう感じただけだったかしら。『瀕死の白鳥』を踊って、誰かプリンシパルの相手役を競う、というような場面もあったと思います。バレエに憧れたのですが、習わせてもらえませんでした。
ほんとうにありがとうございました。 (浮舟さん・02/04/13)
●関西には万博記念公園にある「大阪国際児童文学館」に古いマンガがおいてあります。
『マキの口笛』を検索したところ、虫コミックスの3巻本があるようです。(トテさん・02/04/14)
●さっそく教えて下さったアドレスに行ってみましたが、なぜかインターネットの調子が今日は悪くて、検索がスローダウンしてしまい、たどり着けませんでした。残念。明日また行ってみます。万博記念公園は、子供が小さい頃、よく遊びに連れて行った所ですが、これは気がつきませんでした。近いので、そのうちぜひ行くつもりです。ほかにもいろいろ見つかるかも。楽しみです。本当にありがとうございました。また読めるかと思うとすごく嬉しいです!(浮舟さん・02/04/15)
●「りぼん」1960/9〜1963/4迄連載。国会図書館に掲載誌(「りぼん」)は所蔵あり、ただ5冊程付録になった物は所蔵なし。
単行本も所蔵してます。
虫コミ全3巻、講談社文庫上、中、下。
5月に上野の国際子ども図書館と分割されたのでどちらに有るのか、不明です。
国際子ども図書館のTEL03-3827-2040(資料情報化)
マキは姉と二人暮しで、大好きなバレエを習っている、あこがれの女優谷みゆきが実の母、子供のマキをかばい自動車事故でバレエが踊れなくなり、そこへマキの父の死亡通知。友人の(マキの)姉の母にマキを預け女優として働き、養育費を渡していた。マネージャーが意地悪な女の人で、ママは被爆してたので白血病で亡くなる。ママが映画で受賞した金の人魚を湖に沈め、姉は結婚しているので、姉が新婚旅行先で知人になった男の人がマキの父の友人で、永い事預かり物の真珠をマキ母子に渡そうと捜していたが消息不明、最後にマキはこの人と、この人に仕えている少女と一緒に暮らす事にする。
たどたどしくてごめんなさい。図書館複写も可能です。(私も「りぼん」複写依頼して届きました。)大阪の方もマンガ所蔵しているけど1962/欠号(りぼん)有り8冊ぐらい無いみたいです。ここも親切ですよ。(柴田雪枝さん・02/06/21)