●依頼No.386 依頼者:クララ

「りぼん」掲載・母と娘とホモ(?)の青年の物語について

ずっと昔に読んだ作品で今でも鮮明に憶えています。文学的な作品で読みごたえもありました。なのに詳しい筋を忘れてしまって...。これは一体どなたの作品でどんなお話だったのでしょうか?確か『蜜の味』というタイトルで、登場人物は少女と青年(ホモ?)と少女の母...かな? よろしくお願いします。

●お探しの答えの確率は低いですが、お報せします。先日古書店で 題名が『蜜の味』か『密の味』(曖昧ですみません)、 双葉文庫名作シリーズ、原作・楊愛蓮/作画・美里繚子という文庫本を見かけました。

パックしてあり、中は見れませんでした( 2巻でパックにしてあったので、多分全2巻?)。古書ですが、ここ数年に出版された物ように見えました。1巻の表紙には、ロングの黒髪女性が描かれています。少女マンガというよりは、年齢層が高そうだったので、「りぼん」掲載という感じではありません。(B.B.レインさん・ 01/09/13)

●美里さんの『蜜の味』(全2巻)は、レディースものです。父の借金のために政略結婚させられた主人公が、サディストの夫とその仲間に調教、開発されながらも、夫との真実の愛に目覚めていく…といいったような内容です。「りぼん」とは関係ないですね。(ななさん・01/09/14)

●『蜜の味』は外国物です、たぶん。(イギリス?)美里さんの『蜜の味』は、ちょっと「りぼん」的にはハードかも...。でも主人公の女の子(17才くらい)も妊娠してたような(相手は黒人?)。お母さんも若い男がいたような。で、女の子の友達のホモの男性を毛嫌いしてて。

なんだかりぼん的じゃないなああ。私の完全な記憶違いかなあ...。30年前のことだし...。B.B.レインさん、ななさん 助けてください。 (クララさん・01/09/14)

●昭和40年代後半の汐見朝子先生の作品では?前号の予告では確かに『蜜の味』でした…が、実際は『ジョーのおもちゃ箱』と改題されていたと思います。 巻き毛のショートへアーのジョーという名の少女が主人公で、自分勝手で大人になりきれていない母親、女々しい性格のセミロングの青年…この3人のじめじめした人間関係がストーリーの主軸で、割り切れないようなラストだった記憶があります。ラストあたりで青年が少女のために、ピーナツバターとオレンジとレタスをスーパーで購入し、さし入れるのですが、自分勝手な少女の母親が、無碍にも捨ててしまったシーンを覚えています。ストーリーの全容は覚えていませんが、何ともいえない読後感のある印象的な作品でした。 (萬 美奈子さん・02/03/29)

●ジョー!!そうですよ、ジョーですよ。汐見朝子さんですよ!!『ジョーのおもちゃ箱』だったんですね。それにしてもなんで予告のタイトルを憶えてたんだろう...

>萬 美奈子さん どうもありがとう(クララさん・02/04/27)