●依頼No.393 依頼者:ぱおぱおさん

「なかよし」付録の美容師モノについて

1980年前後、「なかよし」に掲載もしくは付録の小冊子かもしれません。 美容師の卵の女の子が、いろいろな経験の末、大きなコンクールに優勝するお話です(『まゆ子の季節』ではありません)。優勝したときの髪型のデザインは、弥勒菩薩像からヒントを得て、日本的なものでした。大きなかんざしを何本も使っていました。絵の印象として残っているのは、高階良子先生なのですが、なにかと混同しているかもしれません。

高階良子先生の『ヘア・プリンセス』ではないでしょうか。ただし1970年の作品のようです。なかよしの付録2冊で発表されています。先ほど終了したのですがヤフーオークションに出ていましたので画像が確認できます(入札されている方に迷惑がかかってはと思い、終了した後に書き込んでいる次第)。なお、前後編をまとめて昭和46年に若木書房ティーンコミックスから単行本も出ています。ご記憶の通りヘアデザインのコンクールで弥勒菩薩にヒントを得たデザインでライバルと共に1位になるのですが、ライバルが既にパリ感覚のデザインなのに対して、主人公桂亜子は日本的な美を表現したものだったため、副賞のパリ留学はさらにパリのセンスを取り入れてもらうためにと亜子に送られます。(カウカウ大臣さん・02/05/11)

●そうです!『ヘア・プリンセス』です。画像の方も、拝見しました。髪型に記憶があります。30年来の疑問が解けて、とてもうれしいです。1970年・・・小学生の時読んだのですから、間違いありません。ほんとうにありがとうございました。(ぱおぱおさん・02/05/11)