●依頼No.399 依頼者:いたさん

太刀掛秀子・『ミルキーウェイ』の加筆修正部分について

太刀掛秀子さんの『ミルキーウェイ』なんですが、単行本で出た時に連載時のものがかなり加筆修正(?)されていて、人物の表情がかなり連載時と変わっていて悲しかったです。連載後総集編雑誌を何度も読み返した作品なので私の気のせいではないと思いますが(最近文庫で出たものも単行本と同じでした)「りぼん」連載時の原稿のままの作品を見ることが出来るのは可能でしょうか?作者がなんらかの意図で加筆したと思うのでそれはそれで…なのですが、好きな作品なのでとっても懐かしく思い入れがありもう一度見たい!という気持ちでいっぱいです。

どなたかこの作品についてご存知でしたら教えてください。できればあらすじも知りたいです。

国会図書館を利用されては如何でしょうか。 「りぼん」も沢山所蔵してます。複写も可能です。(のんのさん・02/06/04)

●いたさん、こんにちわ。

ミルキーウェイについてではないのですが、 このサイトの中に、『青少年のための少女マンガ入門』というのがありました。 第12回が太刀掛秀子の『6月のシロフォン』の加筆についての検証がされています。太刀掛さんは雑誌時に広告スペースのあった頁を加筆・修正することが多かったようです。

先にのんのさんもお書きになっているように、掲載年号さえ分かっているなら、国立国会図書館を利用されると良いと思います。
遠方の利用者にはコピーサービスもあるそうですよ。

国立国会図書館のサイトはこちらです。 (ままあずきさん・02/06/17)

●『ミルキーウェイ』は確かお一人で原稿を描かれていらして、腱鞘炎にかかり、大変だったと言うような話を聞いたことがあります。加筆されたのは、ご自分が納得されてなかったためだと思われます。(でこたんファンさん・03/03/19)