●依頼No.４３６　依頼者：ぷかきさん

『ボダからの脱出』という作品について

もう30年近く前になりますが、「りぼん」に掲載されていた『ボダへの脱出』のことを（タイトルもこれでよかったかどうか・・・）知っている方いらっしゃたら、どんな話だったかお教えください。確か主人公の女の子がさらわれて、遠い外国に連れて行かれるエキゾチックな話だったと記憶してるんですが・・・。

●タイトルは『ボダからの脱出』です。作者は井出ちかえさんでした。１９７２年の「りぼん」６，７月号に前後編で掲載された作品です。コミックスはマーガレットレインボーコミックスで出ていましたが、
１９７６年初版で古い物なので、現在では絶版です。（ままあずきさん・02/07/15）

●以下、概略のストーリーです。

有名な登山家だった両親がヒマラヤの麓で結婚し生まれた美音利。実は両親はボダ神を信仰する理想郷ボダ神国に迷い込み、そこで美音利が１７歳になったときボダ神国の若者と結婚しボダ神に代わって女神になるという予言を受けていたのだった。ある日ボダからの使者に友人２人と友に連れ去られボダ神国に捕らわれの身となった美音利が数々の苦難を乗り越えペストに苦しむボダの人々を救済し脱出するまでの愛と冒険の物語です。（カウカウ大臣さん・02/07/21）

●すごい！こんなに早く回答いただけるなんて。ありがとうございます。「ボダへ」ではなく「ボダからの」脱出だったのですねー。なぜ連れ去られたか全く覚えていなかったのが、今回初めてわかり感激です。初出が３０年前ってことは当時私は小３だったのかー。ひー。絶版はいたしかたありませんが、ストーリーの概要がわかってうれしい限りです！自分が強烈に惹かれたわけも納得がいきました。人の好みというか核の部分って案外変わらないものだなあと、自己を知る上でもとても役に立ちました。ペストのことはうっすらですが、記憶があります。多分幼心に感動した箇所だったんでしょうね。お二人とも大変有難うございました。（ぷかきさん・02/08/01）