●依頼No.439 依頼者:潤さん
家族を殺された少女が犯人に復讐する話について
今回、また教えて頂きたいマンガがあって書き込みさせて頂きました。
ストーリーは以下の通りです。
雨の夜、山奥らしき道路で車と車がぶつかる交通事故が起こります。片方の車に乗っていた人達は助かりましたが、もう片方の車に乗っていた家族4人のうち、父親と母親は死んでしまいました。他に誰か乗っていないのかと探したところ、ぶつかった衝撃で車から放り出されたらしい少女が草むらの中に気絶して倒れていました。助かった人達は事故を隠ぺいする為に、近くの池(?)にその少女の頭を突っ込んで溺死させ殺してしまいます。少女の胸の上に馬乗りになって首を締めて水の中に突っ込んでいるのです。少女が苦しんでいるシーンがありました。彼らは少女を殺した後、その場を立ち去ります。が、この残酷な殺しの一部始終を草むらの影から見つめている1人の少女がいました。殺された少女の姉(または妹)です。雷が光って、その中に少女のシルエットが浮かび上がるシーンがありました。彼女は同じように車から放り出されて生き残っていたのですが、犯人達はこの少女の存在には気付きませんでした。
それから数年後、美しく成長した少女の屋敷に、当時の犯人達がやって来ます。どういった経緯で犯人達がこの屋敷にやって来る事になったのかは覚えていませんが、多分彼女がこの犯人達に復讐するために呼んだのかと思います。そして彼女は家族を殺した犯人たちに復讐をします。天井に吊るされた物凄い大きな釜が飛んできて、犯人の1人である男の体を真っ二つにするシーンをよく覚えています。その後の展開がどうなったのかは覚えていません。
覚えているのはこんな感じです。だいぶ昔のマンガなので記憶が怪しいのですが、とにかく溺死させられる少女と雷の中に浮かび上がるシルエットと真っ二つにされるシーンが印象的で、今でもよく覚えています。どなたかご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてやって下さいませ。よろしくお願い致します。
●お尋ねの作品は、和田慎二さんの『深海魚は眠らない』だと思います。1983年の「週刊マーガレット」35号に掲載されました。白泉社の『明日香 雨の封印』に収録されています。(ままあずきさん・02/07/11)
●ままあずき様、レス有難う御座いました!先日教えて頂いた『銀のバラ』と共にこの20年、ずっと頭のすみに引っかかって気になっていたマンガだったんです。謎が解けて本当に嬉しいです。有難う御座いました...!!
もう20年くらい前の作品ですね、古本屋に行かないとダメなのかなあ?また探してみますね!(潤さん・02/07/11)
●冒頭の殺人のシーンは、ご記憶のとおりの展開です。本を入手された時のことを考えて、詳しい説明は避けますが、私もすごく好きな作品です。『スケバン刑事』にも出ていた、ムウ・ミサが探偵として登場します。
収録された『超少女明日香 雨の封印』(『超少女』が抜けていました。ごめんなさい。(^-^;))は、
割とあちこちの古本屋で見かけます。カバーの色は濃いコバルトブルーっぽいかんじです。値段も100円〜200円くらいで手頃ですよ。
(ままあずきさん・02/07/11)
●古本屋で発見致しました!!ドキドキしながら読みましたよ〜20年前の記憶が蘇ってきて大興奮してしまいました(笑)本当に有難う御座いました!!(潤さん・02/07/19)