●依頼No.468 依頼者:あいかっちさん

杠(ゆずりは)という先輩に恋する少女の物語について 

はじめまして、最近、昔の読んだマンガが気になっています。10年以上前の作品なのですが、女の子がとても素敵な男の子に恋するマンガです。タイトルが解らず、手がかりといったら幾つかしかありませんあげてみると…�名前が(ゆずりは)字は確か→杠(木辺の工)�弓道をやっている、�兄弟はみんな女
これだけしか解りませんが、もしどなたか知っていたら教えてください よろしくお願いします。 !

●はじめまして。もしかしたら有吉京子さんの『べじたぶる(はぁと)サラダ』ではないでしょうか。(”はぁと”はハートマークですが、辞書になくて変換できませんでした) 「週刊マーガレット」に連載していたと記憶しています。 コミックスも出ていたはずです。いま絶版かどうかはわかりませんが。

・ヒロインの女の子は、ショートカットの元気系。
・昔、夜道で妹(姉?)と家への帰宅途中で見かけた「映画のワンシーンみたいなキスシーン」が、強烈な刷り込みになっている。
・その「キスシーン」に、自分と「杠せんぱい」とを当てはめたい!と、「プレイガール宣言」、友達のお姉さんに髪型を変えてもらう(ストレートショートからカーリーショートへ)
・実はヒロインの女友達(おスガ、と呼ばれていたと思う…ウェーブがかったロングヘア)が「せんぱい」と付き合っている…らしい
・ヒロインが「せんぱい」の悪友とデートするが、キスされそうになって思わず両手で自分の口をふさいでブロック!
・ヒロインの姉は花屋さん、注文の「開店祝いの飾り花」を完成直前に産気づいて緊急入院、ヒロインと杠せんぱいとで最後の一つを完成させる
 (このあと"パイ拓"(先輩の悪友が収集)の話になり、ちょっと険悪化?というところで店が停電、怯えるヒロインを「せんぱい」が抱き寄せ、「悪かったよ」と謝る)
・「せんぱい」の家庭は思いきり女系で、幼い頃から「おばちゃん(おねえちゃん)にチューして」と挨拶代わりにせがまれ続けて育ち、「キス」に対して感覚がズレ(マヒして?)ている。ゆえに要求されれば抵抗なく応じてしまう
 →ラストでヒロインが、「私以外の人とはキスしちゃだめーっ!」と叫ぶ
・その言葉を受けて「せんぱい」が微笑み、ヒロインに優しくキス(場所は保健室だったと思う…「せんぱい」が慢性盲腸か何かで倒れて担ぎ込まれたような)、それを窓の外から見知らぬ下級生(女の子)が目撃し、「わわっ、映画みたい!」とドキドキしているラストシーン

長々と乱文にて失礼しましたが、これらのシーンに覚えがありますでしょうか?(ころさん・02/10/15)

●ありがとうございます。詳しく書いていただいて感激です!!読んでみると思い出してきました。とても嬉しいです。今日探しに行ってみます。(あいかっちさん・02/10/16)

●あいかっち様
お探しのものに該当していたようで、何よりです(^-^)。ついでですが、このお話には続編(読みきりか前・後編程度の短編)があったと記憶しています。 (コミックス収録があるかどうかは不明です) うろ覚えなのですが、杠せんぱいとヒロインがホームステイ(掲載当時はこんな制度は一般化していなかったので、おそらく他の表現)か何かでアメリカに行き、そこで金髪美人のグラマーさんだとかゲイのお兄さんだとかとドタバタするストーリー (実は金髪美人さんはゲイのお兄さんが好きで、でも彼は杠に目をつけ…といった感じの展開)だったような…蛇足ですが、オマケ情報として。 (ころさん・02/10/16)

●ころさん!本当にありがとうございました!!早速古本屋さんとインターネットで探しまくり、1つのオークションで、やっと見つけました。18日に結果が出ます。しかし続編があったとは…きっとコミックにはなってないでしょう〜残念(涙)よく続編もので、題名を変えてたりしているものがあるけど、これもこんなふうにどこかにあるといいな〜と思っています。気になって今日は眠れないかも〜(どこかにないかな〜)しかしこんなに詳しく書いてもらって、本当に感激です!!! (あいかっちさん・02/10/16)

●あいかっち様
続編について気になってるようですので、お知らせします。私も、本誌掲載時には読んでいませんが、
秋田書店のプリンセス コミックス デラックスの『SWAN 白鳥の祈り』下巻に収録されている『カリフォルニア・パーティー』だと思います。内容は、ころ様がおっしゃるとおり文化交流派遣として、サンフランシスコへ行き、ドタバタするストーリーです。がんばって探してみてくださいね。(えみさん・02/10/17)

●えみ様
早速調べてみます。本当にありがとうございます m(__)m (あいかっちさん・02/10/19)