●依頼No.469 依頼者:けふこさん

青池保子・少年がキスしながら人を刺すマンガについて

昭和40年代の「なかよし」掲載作品だと思います。細かい設定などは全然覚えていないのですが、クライマックスで主人公の青年が愛する女性とキスしながら、隠し持っていたナイフで背中から刺して殺してしまうシーンが子供心に強烈な印象でした。(とは言うものの、もしかしたら逆で、女性が愛する青年を殺していたような気もします…)なにしろキスシーンのその唇の重なり方が当時としては画期的にリアルといか、肉感的に描かれていて、友達と「すごいキスだね〜」と興奮して騒いだ記憶があります。他には沼とか蝶とか、断片的なアイテムしか覚えていません。外国の田舎が舞台の、犯罪の匂いのする神秘的な作品だったと思います。どうぞよろしくお願いします。

●お尋ねに対する回答ではないのですが、昭和40年代の「なかよし」掲載作品として、『コニーとぼく』(69年)『黒ばらのほほえみ』(69年)『どろぼう家族』(70年)の3タイトルが、検索で出てきました。ご参考になればと思い書き込ませて頂きました。 (銀猫さん・02/10/14)

●わざわざありがとうございます。自分でも調べてみます。(けふこさん・02/10/14)

『蝶になったモニカ』でしょう。1970年の作品で、講談社ロマンコミックミステリーの『水の中の赤い家』に収録されました。蝶を研究する青年が迷い込んだ家にいたモニカは、彼と知り合って愛したことで「愛する者に危害を加える者を殺してしまう」という狂気が発症してしまいます。最後は、キスの最中に彼がモニカを殺す結末。(島本。さん・02/10/14)

●うわぁ、そうです!!それです!!ありがとうございます!青池先生の公式HPまで行って、それらしき作品のタイトルを探してみたのですが、ピンと来なくて途方に暮れていました。それがこんなにも早く解明されるなんて!!積年のモヤモヤが晴れました。(もっと早くこのサイトの存在を知っていたら、もっと早く判っていたのでしょうね)島本。様、銀猫様、管理人の鈴木様、どうもありがとうございました。あとは古本屋さんでチェックあるのみ!!です。(けふこさん・02/10/14)