●依頼No.485 依頼者:ぜろさん

城で芥子の花が栽培されている話について

はじめまして。 タイトルは多分『美しき青きドナウ』だったと思いますが、作者の方は全く覚えていません。確か、舞台はドイツで、ウィーン少年合唱団の少年があるお金持ちに引き取られて、お城で暮らすようになるのですが、その城では実は阿片の原料となる芥子の花を栽培していて、その秘密を知った少年達(確か、引き取られた子ともう一人その友達もいたような気がします)は城の主人に殺されそうになって、最後は芥子畑に火をかけて逃げ出す…と言ったような話だったと思います。最後のページで主人公の少年は「美しき青きドナウ」を歌っていました。

20年位前に見たと思うのですが、当時でも、本がぼろぼろだったと記憶しているので、相当古いと思います。どなたか、ご存知のことがありましたら、教えてください。

●似たような話で、わたなべまさこさんの『青きドナウ』という古い作品がありますが、細部が違うんです。参考に書いておきますが。

ヒロインの女の子が行方不明の母(父殺人容疑)を探しにドイツに行きます。そこで日本でも会った合唱団の少年(ヨハン)のお城に行きます。実はヨハンの父は麻薬組織のボスで、ヒロインの母に横恋慕し夫を殺害、母はその真実を探るため再婚したのでした。で色々あって、ヨハンの実の母は麻薬中毒で生きていて、最後に3人を逃がすためボスをおびき寄せ、麻薬畑に火をつけ死んでしまいます。最後は真実を知ったヨハンが声を取り戻し(なんかで歌えなくなっていた)青きドナウを歌って終わり・・なんですが。 (かおるさん・02/11/28)

●かおるさん、どうもありがとうございます!こんなに早くに情報が得られるとは思ってませんでした。すごく嬉しいです!!大分曖昧な記憶だったんですが、お母さんが麻薬中毒で生きていて〜という下りはなんだか覚えがあります。わたなべまさこさんだったんですね。さっそく探してみます。本当にどうもありがとうございました。(ぜろさん・02/11/29)