●依頼No.493 依頼者:みしろさん

渡辺多恵子・幼馴染の少年が宇宙人だった話について

いつも楽しく拝見させていただいています。渡辺多恵子先生の作品で、男の子と女の子の幼馴染がいまして男の子の方が実は宇宙人だったというお話です。二人は村?から逃亡している中で女の子が男の子の子を生みます。男の子は仲間のもとに戻ったと思うのですがそのとき女の子が、宇宙人の姿になった男の子に赤ちゃんを見せていました。すごく悲しい切ないお話だったと記憶していますがリアルタイムで本誌を読んだけなので単行本の有無を知りたいのです。どうか教えてください。宜しくお願いいたしますm(__)m。

●お尋ねの作品は、『ジョセフへの追想』だと思います。小学館から大判(A5判)のコミックと、文庫本が発売されています。(ままあずきさん・02/10/04)

●そうそうに有難うございましたvv探してみます。助かりました(^-^)(みしろさん・02/10/04)

(1708) 依頼者:ロビンさん(08/02/25)

エイリアンの子供を産む話について

20年ほど前の少女マンガだとおもいます。

マンガ雑誌もわかりません。「なかよし」や「りぼん」ではなかったとおもいます。確か読みきりか前後編でした。

舞台は外国でその町に次々と不可解なことがおこります。主人公の幼なじみだかが実はエイリアンだったという流れです。主人公は妊娠し子供をうみます。幼なじみにあなたの子よ、といいながら赤ん坊を渡します。幼なじみは日に日に人間の姿からエイリアンの姿にかわっていきました。ひとつ目のエイリアンだったとおもいます。最後は主人公や町のひとはエイリアンだった少年のことは記憶からきえます。ラストページで主人公か幼なじみの名前をふとつぶやいておわります。ずっと探していまして中々発見できません

なにかご存知のかたがいらっしゃいましたらよろしくお願いします。

渡辺多恵子さんの『ジョセフへの追想』ではないでしょうか。雑誌では前後編で掲載されていました。小学館からそのタイトルでコミックス(大判だったかも)、文庫も出てます。
古本屋で見つけてみてください。

違ってたらごめんなさい。(虎木 坊太郎さん・08/02/21)

●私も『ジョセフへの追想』(前・後編)だと思います。 別コミで、『ファミリー!』連載終了後の渡辺多恵子さんの作品です。(『ファミリー!』→「聖14グラフィティ』の合間です
ね)

不思議な能力をもった「ジョセフ」と、主人公の「ユニス」の悲劇的なラブストーリーです(あと、ユニスに思いを寄せていて、何でもできるジョセフに敵愾心をもやしている青年もいたり)。変貌が始まったため、顔を出さなくなったジョセフを心配したユニスが様子を見に行くと、ジョセフがエイリアンと化してました。

そこで、ユニスはジョセフにつかまり、監禁されますが、ジョセフには、お迎えがきて、帰ります。 その時に出きた子供とジョセフが映画「E・T」のパロ・シーンみたいな、指と指のつながりの描写があったのが印象的でした(笑)。

ジョセフが帰る前か、後からユニスに思いを寄せている青年にも心をかたむけず、ジョセフが一人記憶を残しているユニスの前にあらわれ、
「ほら、あなたの子よ」
「なんで、生んだの?」
みたいなやりとりが、あったような気がします。その後、記憶は完全にけされますが、思いだけが残る・・・という感じでした。(黒いうさぎさん・08/02/22) 
 
●>虎木さま 黒いうさぎさま
ご返答ありがとうございます。パソコンを使えるのが月曜木曜のみでお返事遅れてしまい、すみません。おふたりが教えてくださった『ジョセフへの追想』で間違いないとおもいます。

私はその頃小学校低学年で、普段自分が読んでいたマンガとは雰囲気の違うこの作品にひきつけられて今まで記憶に残っていました。渡辺多恵子先生の作品だったとは驚きました!
ここ数年ずっとこのマンガの手がかりを探していましたが、おふたりのおかげで謎がとけました!
早速本屋さんにいきたいとおもいます。本当にありがとうございました!(ロビンさん・08/02/25)