●依頼No.494 依頼者:まなさん

河野やす子・七人姉妹の末っ子「七」ちゃんの物語について

たしか、雑誌は「ちゃお」で前後編でした。タイトルは『フローラルコンサート』で作家は河野やす子さんだったと思いますが、そのような作品が見当たらないため、定かではないです。7人姉妹の末っ子に生まれ、父から男の子としておてんばに育てられた「七」ちゃん。あまりにひどいおてんばぶりに悲しみ、伯母さんか誰かが海外に連れ出して育てます。年頃になって美しくなって帰ってきて・・・・以下次回!
―といった物語で、後編を見なかった私は心残りでなりません。 もう20年前の作品です!

●まなさんへ
まなさんのご記憶通り、河野やす子先生の『フローラルコンサート』で間違いありませんよ。 自分の記憶違いでなければ、1978年ごろの「ちゃお」に前後編(でも連載作品だったような?)で掲載されました。父親が元プロ野球選手で、星一徹のように子供をプロ野球選手にするのが夢だったのにみな娘ばかりとか、七人娘の名前に数字が入っていてすぐ上の美人のお姉さんが六美(むつみ)ちゃんとか良く覚えています。懐かしいです。

河野先生は、『ちゃお』創刊時代に多くの作品を掲載していますがその頃の作品を単行本で拝読した経験が自分にはないのでこの作品が単行本に収録されているのかは不明です。(知識不足ですいません)ご参考(汗)になれば (べらさん・02/10/02)

●べらさん、はじめまして。ありがとうございます!しかし、後編を買い損なったのでストーリーがわからずいまだに気になるのですよ。ご存知でしたら大まかでもけっこうですから教えていただけませんか?(まなさん・02/10/04)


まなさんへ。
>後編を買い損なったのでストーリーがわからず いまだに気になるのですよ。

本当に大まかで、あやふやな記憶ですけれど河野やす子先生の『フローラルコンサート』は、こんな物語です。

#七人姉妹の末っ子の七ちゃんは、元プロ野球選手の父親の影響で街一番の野球少女(少年)になります。けれど、初恋の少年に男の子と間違えられて傷心のまま、子供がいないおばさん夫婦と一緒にアメリカに渡ります。数年後、見違えるほど美少女になって戻ってきます。周囲の皆は、七ちゃんの変身に驚くと同時に手放しで喜びます(特に男子たち)。そんな変化に違和感を覚える隣の家の幼馴染の少年。七ちゃんも内心同じように感じておりました。そんな中、幼馴染の少年の親友が七ちゃんにアプローチします。この親友の少年が、かって七ちゃんをふった相手でした。この二人は、付き合い始めるのですが七ちゃんの心はすっきりしません。姉の六美ちゃんが、幼馴染の少年のことを好きだと知ってから余計にです。この四人のダブルデートの際、七ちゃんは正直な気持ちを自覚します。幼馴染の少年が好きだということに、そして再度おばさん夫婦の要望で、七ちゃんはアメリカに行くことが決まります。皆に黙って出発する七ちゃん。六美ちゃんから話を聴いて彼女を追いかける幼馴染の少年。追いかけていって、ハッピーエンド。

前編・後編重なっていますがこんな物語です。 乱雑な文章ですがご参考になれば(べらさん・02/10/06)

●べらさん、感謝ですー。長年の心残りがずいぶん晴れました。 ところで、「追いかけていって、ハッピーエンド」とは、空港まで?アメリカまで?(まなさん・02/10/08)

●まなさんへ。
「追いかけていった」のは、確かラストシーンは、路上で互いに見詰め合う場面だったと思うので、空港へ向う?かなぁ?不確かですいません。 (べらさん・02/10/10)

●いえいえ、参考になりました。ありがとうございました(^^)/(まなさん・02/10/10)