●依頼No.519 依頼者:FUMIKOさん

松本零士・黒い小鹿「レイン」の話について

多分、68年ごろに少女誌の別冊ふろくだった作品です。作者は、当時まだ少女マンガを描かれていた松本零士先生だった思います。

祖父(?)と二人暮らしの少女と黒い小鹿が出てくるお話です。雨の日に拾ったということで小鹿は「レイン」と名付けられました。かわいがっていたけど、最後は別れるんだったかな?(よく覚えてない。大好きだったんだけど・・。)
可能なら是非もう一度読みたいと思っているのですが、タイトルも思い出せません。 タイトルと単行本収録の有無などについて、わかる方がいましたら教えてください。よろしくお願いします。

●この作品、『クレアの湖』ではないでしょうか?従姉の家にあり、遊びに行くだびに読んでいました。確か「なかよし」のふろくだったと思います。クレア、レインの他に、すっごく意地悪な女の子や、クレアと仲の良い男の子が出てきていました。この意地悪な女の子が強烈で、男の子を殺してしまったり、クレアを建物の高い所から突き落としたり、銃で殺そうとしたり。レインは途中で死んじゃったのかなと思わせながら、実は生きていて、銃で撃たれそうになったクレアを庇い、さらに火事になった森の中から、重傷を負いながらクレアを助け、最後には死んでしまうというものでした。とても悲しい作品で、当時泣いてしまった覚えがあります。しかし、作者が松本零士さんだったとは知りませんでした。(まゆさん・02/09/09)

●まゆ様、早々にレスありがとうございました。 『クレアの湖』・・そういえばそんな感じだったかも・・と思ってこのタイトルで検索かけてみて、確認しました。間違いありません。どうもありがとうございます。

単行本は未収録で、流通はしてなくないようだけど、たっ・・高いっっ!!(泣)そりゃー、松本零士先生だしなー・・・、うーん・・。その昔、クラスメート持ち寄りの学級文庫・マンガ版(嗚呼、こんなものが許される良いクラスであった・・)の中にあってあんまり好きだったもんだから、くすねてきてしばらく隠し持っていたんだけど罪の意識に耐えきれず、こっそり捨ててしまったという、苦い思い出つきの作品です。(友達の名前が思いっきり表紙に書いてあったんだもんなー。親に見つかったら申し開きできないと思ったの・・。大好きなマンガを捨てるのはとてもつらかったけど、証拠が残るとヤバいんで、ぼっとんトイレに投げ入れたというひどいヤツです・・。)

ページ数多いから、国会図書館にあったとしても随分高くついちゃいますねー。現代マンが図書館で読めるかなぁ・・? それとも昔の罪の償いに、思い切って2まんえん払うべきだろうか・・。悩みどころです。 復刻してくれるといいんだけどな。ホントいい作品なんだから。ああ、でもタイトルがわかったから希望がわいてきました。本当にどうもありがとうございます!! (FUMIKOさん・02/09/09)