●依頼No.529 依頼者:恥さん

主人公の少女がアップルパイを焼く話について

その少女はお屋敷の台所で働いているらしいのですが、いつもアップルパイを焼いていて自分のパイに「女王様の散歩道」なんていう名前を付けたりしています。肖像画が飾ってあり、その婦人にとても憧れているんです。いつも揺りイスに座っているリネットおばあさんにデコレイションに気をとられているのは、本当のパイじゃないといつも注意されています。でも肖像画の婦人が若い頃のおばあさんで最後に彼女が、精魂込めて焼いたパイを一口食べて「いいネ。これが本当のパイだ。」と誉めて息を引きとる場面があり、良いなあと思いました。川崎苑子さんの絵のような気がしたんですが、川崎作品、多くお読みの方に伺ったんですが記憶にないというお話でした。私の勘違いでしょうか。

●この作品、私はコミックスで読みました。川崎苑子さんの作品で、『あのねミミちゃん』の第4巻に収録されています。タイトルは『最後のアップルパイ』。コミックスの「作品かいせつ」によると「週刊マーガレット」73年新年増刊号掲載とのことです。(hoshiharaさん・03/01/19)

●>hoshihara さま こんなに早く判明するなんて感激!!です。勘違いじゃなかったんですね。私は雑誌で読みましたので、多分その週刊マーガレットだったんですね。73年とは古いですね〜。とてもいいお話だったのでコミックス版獲得めざします。情報をたくさんいただけて助かりました。ありがとうございました。(恥さん・03/01/19)