●依頼No.531 依頼者:のりさん

キスの最中に女の子が怒り出す話について

またまたお邪魔します。75年頃の「月刊セブンティーン」に前後編で載ったマンガなのですが、女の子が確か自分の部屋で、彼氏とキスをしていて、いきなり怒り出すシーンがあったのです。その女の子は初めて男の子と付き合うという設定でぞっこんだったんだけど、彼氏の方は二またも三またも
かけているような人でした。それで女の子は何でいきなり怒り出したのか、記憶が飛んでいるのです。わかる方教えていただけないでしょうか?後編には女の子の友人が妊娠してしまい、堕ろす為に産婦人科に付き添い、その待合室で緊張を和らげるため、その頃はやっていた、あのねのねの
「ネコにゃんにゃんにゃん、犬わんわんわん」の歌の話をするシーンがありました。「かぶってる帽子に犬の耳がついていて、紐引っ張るとぴくぴく動くのよ」というような会話でした。その後手術を終えた友達は自分の赤ちゃんに「生んであげられなくてごめんね」と泣いてわびるシーンがありました。
作者は名字と名前どちらかか、あるいは両方が平仮名だったような…とにかくその女の子が怒った理由について、すごく気になるんです。教えて下さい、御願いします。

●お尋ねのマンガとは違うかもしれませんが、私が思い当たるマンガのストーリーです。
主人公「あさみ?」は友達(後で子供を中絶する「えみ」)と学校をサボって喫茶店でタバコをすっている時に「えみ」の男友達「BIN」と会い、つき合う事になります。BINに連れられていったバーのマスター(昔歌手で、奥さんに死なれてホモの噂がある)にひかれていくのですが、BINと初体験をしてしまいます。だけど、マスターの方がどんどん好きになっていくのですが、再デビューの話が駄目になったマスターは自殺してしまいます。でも主人公は立ち直って、最後マスターと奥さんが眠るお墓の前で、マスターから進められたタバコの最後の一本をすっている、というところで終わりだったと思います。
彼とキスしている時にケンカしたのは、「結婚しよう」と言われてキスをしているのに、BINはキスの間目を開けて表情を伺っていたので、主人公は怒って別れたんではなかったでしょうか?えみが不倫相手の子供を中絶する時、主人公が一緒に病院に行ってずっと付き添っている時に「あのねのね」の話題でリラックスさせようとしていたり、麻酔が醒めたえみと一緒に悲しんでいるというあたりもあっているとのではないかと思います。あとは、バーに「うさぎの箱」という貯金箱があって、えみが中絶を迷っている時にマスターが箱を出してきて「愛だけじゃ、子供は育たないよ」と中絶を進めるシーンも印象に残っています。
私も好きだったマンガで、ここまでストーリーも覚えているのに、作者と題名がどうしても浮かんできません。しらいしあい先生の様な気もするのですが…。肝心なところでお役に立てず、申し訳ありません。 (みゃあさん・03/01/24)

●みゃあ様 ありがとうございます。しらいしあいさん!なつかし〜い!タイトルは忘れましたが、そのマンガだと思います。(すごく内容について詳しく覚えていらっしゃいますねえ)
そうか、そういう理由で彼女は怒ったんですね、スナックの話もなんとなくですが、覚えています。どうもありがとうございます。とてもすっきりしました。(のりさん・03/01/25)

●はい、みゃあさんのおっしゃる通り、しらいしあい『無・夢・矛…』です。よく覚えてらっしゃいますねー。「月刊セブンティーン」1979年4〜5月号掲載のようですね。同名の単行本がセブンティーンコミックスで出ていました。 (島本。さん・03/01/26)

●のりさん、あってました?お役に立てて良かったです。しらいしあい先生もあってましたね。私は掲載当時ではなく、従姉妹からもらったコミックスで読んだ記憶があるので、内容を覚えていたのだと思います。(そんな古いマンガとは思いませんでした・・・)でもそのコミックスはどこに行ったんだろう・・・?(みゃあさん・03/01/27)

●島本。さま!みゃあさま!ありがとうございます。多分このマンガだと思います。ラストもなんとなく思い出しました。 お二人の記憶力のよさに脱帽しつつ、感謝いたします。(のりさん・03/01/27)