●依頼No.538 依頼者:けろここさん

「なかよし」掲載・風の子がでてくる話について

やはり20〜25年以上前の「なかよし」掲載。外国の村の話で、寂しいまま死んだ子供は「風の子」になるという言い伝えがあります。←このへんまでは確か。少女(少年?)がいて、そのこと仲良しになる子が実は風の子で・・・←このへんからアヤフヤ(^_^;)・・主人公を自分と同じ「風の子」にしようと、自分の世界に引き込もうとします。作者は・・・志摩ようこさんだったかな?

「風の子」というモチーフが好きだったのですが、ラストがどうなったのか、詳しいあらすじとか忘れてしまっていて哀しいです。どなたか教えてくださいませんでしょうか。_

●その作品は、けろここさんがおっしゃるとおり、「志摩ようこ」さんの作品で、タイトルは『風がささやくとき』です。

あらすじは、舞台はフランスの片田舎。ノエルという11才の男の子は、医者である父と2人暮らし。6年前に妹も病気で亡くして以来、父は無口になり、ノエルはいつも寂しい思いをしていた。そんな時、ルシェンヌという風の子と出会う。いつもノエルに無関心な父は、今年はめずらしくいっしょにクリスマスを過ごすことを約束する。が、急患が出て父は患者のもとへ。一人寂しく外で父の帰りを待っていたノエルは高熱で倒れる。看病をしながら父は、「ずっとノエルがオデット(妹)を森へ連れ出さなかったら、死ななかったかもしれないと、ノエルを避けていたのかもしれない。」と言ったのをかすかな意識の中で聞き、「僕が妹を殺したんだ!ルシェンヌ、僕を連れて行ってくれ!」とノエルは風の子に。急に息がちいさくなったノエルにむかって父は「おまえのせいじゃない!!ゆるしてくれ!」 その声を聞いてノエルは「いっしょに行けない」と父の元に帰っていく。一命を取り止めたノエルはベットから外を眺めながら、行ってしまったルシェンヌを思う。といったストーリです。(ながくなりました...) 

KCなかよしの『あいとK・K・圭』に同時収録されています。 (ちばっちさん・03/02/05)

●ちばっちさん、ありがとうございます!その作品で間違いないと思います。ルシェンヌと言う名前に覚えがあります。お父さんとのクリスマスのエピソードにも記憶が・・・。
『風がささやくとき』という題名だったんですね。もう一度読みたいです。収録コミックスまで教えて頂いて、とても嬉しいです。本当にありがとうございました。(けろここさん・03/02/06)