●依頼No.564 依頼者:ぶーちゃんさん

わたなべまさこ・戦時中を舞台にした母子の話について

たしかわたなべまさこさんの作品だったと記憶しています。戦火の中精一杯暮らしている母親と5〜6歳くらいの息子、乳飲み子のマキちゃん(だったと思う・・・)という娘が出てくる話です。お話のなかで母親が持っていた炒り豆を「ほうら、美味しいカレーライスよ。」とか何とか言って息子に食べさせ、「うん、美味しいよ。お母さん。」と答える息子の姿に涙を流す・・・みたいな感じでした。ラストで母親は死んでしまったのか全く覚えてないのですが泣きながら読んだ記憶があります。どなたかご存知のかたタイトルだけでもいいので情報お願いいたします。

●偶然、今日本だなから取り出して読み返したばかりの作品でしたので、ぶーちゃんさんの質問を見て驚きました。

ご記憶のとおり、わたなべまさこさんの作品で、『わが命はいとし子のために』(71ページ)というタイトルです。幼い二人の子供を連れた母親が敗戦の満州から必死の思いで日本へ引き揚げる話です。赤ちゃんの名前(万木子)、炒り豆をカレーライスのつもりで食べる場面、いずれもその通りです。私の持っているのは、ホーム社発行のわたなべまさこ名作集『モナリザの部屋』に収録されている分ですが、この本には初出情報の記載がないので、初出誌などはわかりません。ホーム社の『モナリザの部屋』1996年初版ですが、現在刊行中かどうか、また、『わが命は〜』が収録されている別の単行本につきましては、全くわかりません。(未観さん・03/05/19)

●未観さんのレスでは、初出誌が判らない、とのことでしたが、「週刊マーガレット」の予告でそのマンガのタイトルとカットを見た覚えがあります。年代はハッキリ覚えていませんが、70年代後半の夏頃じゃなかったかと思います。(ミュウさん・03/05/19)

●未観さん、ミュウさん、ありがとうございます!まさかこんなにすぐに教えていただけるなんて・・・知りたかったタイトルよりも感激です!さっそくヤフオクや古本屋で探してみようと思います。情報本当に有難う御座いました!!(*^−^*)(ぶーちゃんさん・03/05/19)