●依頼No.580 依頼者:チャイムさん

自殺した女性が天才少年に生まれ変わる話について

こんにちは。私にはずっと気にかかって見つけられない作品があります。よろしくお願いします。

主人公の女性は、高校生だと思います。大学受験に失敗して、崖から飛び降り自殺をします。その後、すぐに全く関係のない男の子に生まれ変わってしまいます。見た目は小さな男の子ですが、中身は女性で高校生程度の知能を持っています。小学生になった男の子は天才少年としてテレビに出演するようになります。そのテレビ番組を見た自殺した女性の母が、死んだ娘に似ている(何故そう思ったのかは思い出せませんが)と、言って直接・男の子に会いに行きます。男の子は会って(女性は母が嫌いだったようです)その母から逃げ出しますが、崖の上に追いつめられ・・・そこから落ちます。(たぶん、落ちたと思うのですが、落ちそうになって父親に助けられたのかも・・・。曖昧な記憶です。)その後、助かってその男の子は普通の子供になり、作文に「僕は以前天才少年だったらしいですが、何も覚えていません。」と、いうような内容を書いていました。そこで、終わったように記憶しています。

当時読んだ場所が児童館で、そこには「週刊少女コミック」「マーガレット」「少女フレンド」などがあって、すべて読んでいましたので、掲載誌がどの雑誌なのか、ハッキリしません。ただ、その時に「週刊少女コミック」で竹宮恵子の『風と木の詩』の連載が始まったばかりだったような気がします。読み切りで、描いていた方の名前はあまり有名じゃなかったように記憶しています。ご存知の方、よろしくお願いします。

佐々木淳子さんの作品ですね。タイトル『のこされたこころ』です。’78年の「少コミ」29号掲載だそうです。『Who!』(東京三世社)という作品集には入ってますが、それ以外は知りませんです。(FUMIKOさん・03/05/25)

●FUMIKOさん、ありがとうございました。『のこされたこころ』ですか。早速、購入して確認してみます。長年・気になっていたので、今回、著者・タイトルがわかって、本当に嬉しいです。当時、小学生の私にとってこの作品はとても、印象に残っている作品です。今回は、ありがとうございました。 (チャイムさん・03/05/28)