●依頼No.582 依頼者:さるウキウキさん

美人のシンガーソングライターとゴーストライターの話について

20年くらい前の作品ですがタイトルと作者がおもいだせません!

メガネをかけた地味な女の子は、幼馴染の美人のシンガーソングライターのゴーストライターとして歌を作っていました。美人の歌手が一躍スターになり、憧れの男性までもが彼女の才能を誉め、惚れこんでいることに嫉妬し、幼馴染に内緒で自分の名前で作品を一般公募に応募するのですが、彼女のモノマネだと評され、落選。

そして応募したことを美人の彼女に知られ、咎められたあげくに笑い者にされたことで彼女の殺害を決意。次回作の歌詞をメモさせるという名目で、自筆の「遺書」を書かせ、睡眠薬を飲ませて自殺に見せかけて殺します。美人の彼女の死後、メガネの子は憧れの男性に「彼女は自分というゴーストライターを使って人気者になったことにの良心の呵責を感じ、自殺をしたのだ」と言うのですが、彼は「自分は彼女の才能ではなく彼女自身を愛していた。ゴーストライターを使っていたことなど構わない」と嘆きます。 自分が作品を作っていたことを知れば彼の愛を得ることができると思い込んでいたメガネの彼女は絶望、風呂場で手首を切って自殺する…。という話でした。

ご記憶の方いらっしゃいましたら情報を下さい!お願いします。

汐見朝子さんの作品だったと思うのですが…。タイトルは残念ながら思い出せません。「りぼんデラックス」あたりに載っていた気もします。うろ覚えでごめんなさいね〜。(FUMIKOさん・03/06/09)

●FUMIKOさん、ありがとうございます。確かにこの頃「りぼん」を買っていました。汐見朝子先生が「7さつぶんのしあわせ」というマンガ(たぶん雑誌の付録)を描いていた頃と時期的に合うとは思うのですが、「りぼん」「汐見朝子」で検索してもそれらしい作品がまだ見つかっていません。もう少し調べてみます。引き続きタイトルなどご記憶の方がいらっしゃいましたら、情報をお願い致します。(さるウキウキさん・03/06/10)

●汐見朝子さんの作品なら、『ダークゾーン』とかいうマンガではないでしょうか。以前、講談社のサスペンスやホラー物のコミックスシリーズから出てました。シリーズのタイトルは失念しました、ごめんなさい。(ミュウさん・03/06/10)

●これは読みました!とはっきり言える作品なのですが、タイトルが思い出せません。作者は汐見朝子さんで間違いありません。「りぼんデラックス」1976年夏の号(メインの特集は陸奥A子さん)掲載です。検索して調べてみたんですがタイトルが"?"になっていたり、汐見さんのお名前そのものがなかったりで行き詰まってしまいました。何か思い出したら、また書き込みいたします。 (蛮千代さん・03/06/13)

●こんにちは。汐見朝子さんの『ダークゾーン』を所有している者です。読みかえしてみましたが、ストーリーからしてこの作品に間違いないように思います。ただ主人公の世津子(せつこ)はメガネをかけていません。睡眠薬で死んだ・五月(メイ)を好きになるシンガーソングライターの男性・加島亮(かしまりょう)はメガネをかけているシーンはあります。コミックは、講談社・コミックロマンミステリー9・1984年9月14日『ダークゾーン』で出版されています。掲載されていた雑誌の号は記載がないのでわかりませんが、このコミックには『愛のビンづめ』『遠い海鳴り』なども収録されています。(チャイムさん・03/06/14)

●チャイムさん、わざわざコミックスで確認していただき、ありがとうございます。その他に情報を下さった皆様もどうもありがとうございます〜。すごく前の作品なのに、単行本は割と後になって出ているようなので、探せば見つかるかな〜と期待大です!(さるウキウキさん・03/06/15)