●依頼No.５９３　依頼者：もすきーさん

『ピンキーのいる街』について

はじめまして。
今から多分30〜35年くらい前（下手したらもっと前？）のマンガです。子供のころ町のピアノ教室で読んで、いまだ頭にこびりついてる作品で、作者と掲載雑誌、掲載年、できたら記憶で途切れた話の結末を是非知りたいのです。

 話は、60年代のアメリカが舞台で、タイトルのピンキーは、マンガの中では白人と黒人のハーフのことをさしています。人種差別がテーマだったと思います。主人公は、10代の白人少女で、白人不良グループのリーダー。グループはいつも黒人グループと対立しながら、黒人差別に快感を覚えています。少女の家は母子家庭なのですが、ある日、生き別れていたお父さんと一緒に暮らすことになったと、母親から告げられます。ところが、はじめて会ったお父さんは自分がいつも差別している黒人で、少女は自分にも黒人の血が流れていることを知ってショックを受けます。そして、それを知った不良仲間からは「アイツ、ピンキーよ」と、手のひらを返したようないじめを受けます。やがて、少女は黒人グループに迎えられ、その仲間たちと白人グループへの復讐に出かけ…。

というような内容で、結構メチャクチャなストーリー（笑　マンガの絵柄は可愛い感じだったんですが、描写は対立のリンチシーンなんか容赦なくて血なまぐさかった記憶が。当時、表紙も背表紙もマンガのトビラもちぎれててボロボロ状態の雑誌で読んだ故、作者等、わからずじまいです。古い作品で、難しいと思いつつも、万一御存じの方、覚えあり！　の方いらっしゃったら、情報お教えいただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。長文＋記憶ママ故の乱暴な表現スミマセン。

●お探しの作品ですが、作者は「木山しげる」さんで、「りぼん１９６８年９月大増刊」に掲載されていたようです。偶然オークションに出品されていたりぼんの表紙にタイトルがあるのを見つけました。残念ながらオークションは終了済みなんですが…私は読んだ事がないので内容はわからないのですが、ご参考になれば、と思います。（hoshiharaさん・03/03/01）

●hoshiharaさま

遅レスすみません。情報ありがとうございました。レスあきらめていたので、とても嬉しいです。'68 年、「りぼん大増刊」でしたか…。偶然オークションで見つけたのこと、気にとめて下さってありがとうございました！いただいた情報を手がかりに、原物を探してみようと思います。（もすきーさん・03/04/06）