●依頼No.599 依頼者:恥さん

楳図かずお・以前亡くなった少女だと思われる話について

楳図かずおさんの作品だったと思います。いろいろ集めても、出て来ないので自信が持てません。少年少女、両方お描きなので、少年マンガだったらすいません。主人公の少女が通院を始めてから、待合室の他の患者が彼女の顔を見ておびえたように驚きます。どうもその病院で以前亡くなった少女に顔がそっくりならしいのです。彼女が座って待つソファの位置や怪我していた部分も同じで皆、怖がってます。連載ではなかったと思います。終わりがどうだったか気になってます。かなり古いと思いますが、ご存知の方おいでしたら、お願い致します。

『灰色の待合室』でしょう。楳図かずお作品です。秋田漫画文庫の『恐怖』第3巻に収録されています(1976年発行の本です)が、初出情報は載っていません。

杏子が額に怪我をして行った医者で、通院患者も医者も彼女を見て怖がったのは、1年前に手術に失敗して「元の顔に戻して」と言いながら毎日やってきて最後に自殺した岩屋石子(なんつー名前ぢゃ)と顔がそっくりで怪我の箇所も来院の時間も座った場所も同じだったから。数日後、「元の顔に戻して」と言って医者に来た娘によって医者は死んでしまいましたが(死因は心臓マヒ)、杏子はその時授業を受けていたのでした。(島本。さん・03/06/17)

●>島本さまー。あ〜っ(o^^o) もう大変すっきり致しました。詳しくお知らせいただき御礼申し上げます。m(_ _)m。他の方から別な件でお話していて私も読んだ記憶があるとお教えいただきました。やはり楳図作品と確信したのですが、コミック収録されているかどうかわからず、私も実は新書版の『恐怖』1、2巻は所蔵しておりましたが、3巻が発見出来ず、それが偶然にもご回答いただいた後、ゲット出来ました。う〜ん。うれしいです。それにしても岩屋石子はお岩さんのパロかなって笑ってしまいました〜。ありがとうございました(恥さん・03/06/18)