●依頼No.610 依頼者:いなほさん
小学校教師と村長の娘の宝探しの話について
はじめまして。
25年以上前の作品で「ちゃお」か「ひとみ」に前後編で掲載されていたと思います。(掲載誌はあいまいですが前後編だったのは確実)
ある田舎の村の小学校の教師として赴任してきためがねの青年と、村長の娘(名前は久美か久美子)が、村の財政(?)難を打開するために村に伝わるという財宝を探すという話。
村長の娘は、お金の問題で村のためにいやな男と結婚しなければならないのでその財宝があれば結婚しなくても済むという理由で、教師は、以前彼の妹がそのいやな男にだまされて自殺したか何かの理由で、2人がいっしょに宝を探すことになったと思います。村に伝わる数え歌、早九字、巻物に書かれた旧暦を使った暗号(忍び文字?)とかをヒントに、仏像が並ぶ宝のある場所を見つけるのですが、あとから追ってきたいやな男に銃を突きつけられ殺されそうになるところで地震が起き、男は仏像につぶされてしまうというラストでした。
ちなみに、宝物は砂金でした。主人公の2人の探索中に教師の教え子(小学生の男の子)がいっしょについてきます。ラストで崩れたところから逃げ出した3人のシーンでその小学生の男の子はちゃっかり砂金の入った袋をポケットにいれていました。
説明が下手ですいません。ご存知の方がいらっしゃいましたらタイトルと作者、現在コミックスになっているか教えてください。
●『矢萩の里の物語』 佐香厚子さんの作品です。「ちゃお」1979年2〜3月号に掲載、
小学館フラワーコミックスから表題作で単行本が出ています。
ストーリーはほぼ、いなほさんが書かれてるとおりです。矢萩(やはぎ)の里の忍者のただ一人の生き残りの久美はめがねの青年、柾先生の死んだ妹にそっくり。久美が村の借金のために結婚させられる相手が実は、その妹をだました相手だった・・・・古文書の暗号をときながら財宝を探すのですが、財宝を横取りしようとした婚約者に殺されそうになります。最後は木の神さまが守ってくれて無事に助かる、というような話でした。(にやんこさん・03/08/12)
●にやんこ様
ご回答くださってありがとうございました!補足説明も感謝です。コミックスは絶版みたいで残念・・・。古本屋にあるか見てみます。(いなほさん・03/08/12)
依頼者:りこさん(04/01/25)
20年前以上の「ちゃお」掲載作品について
現代の日本(村とか田舎っぽい土地)が舞台で、古代の謎を探るようなお話です。主人公の女の子はくねくねセミロングヘアだったと思います。相手役の男の子は確か眼鏡をかけていたと思います。ラストは謎が解けてハッピーエンドだったとおもいます。シリアスタッチのお話です。絵柄は、線が細くて華奢な感じです。何せ昔のことなので、記憶に自信はないのですが、宜しくお願いします。
●「ちゃお」は創刊号(舞子の歌が始まった号)〜1987年頃まで取ってあるはずなので時間をかければ見つかるかも知れませんが、もう少し詳しい情報があると助かります。全部引っ張り出して読むのはかなり大変なので……。
(しゅうかさん・04/02/01)
●もしかして、佐香厚子さんの『矢萩の里の物語』ではないでしょうか?「教えて!この作品」の依頼No.610「小学校教師と村長の娘の宝探しの話について」をご確認下さいませ。(にやんこさん・04/02/01)
●No.610、確認いたしました。絶対これです。設定を覚えていなかったので、依頼リストを見てもピンとこなかったようです。教えて頂かなければ、きっと気付かなかったと思います。にやんこ様、本当にありがとうございました。
そしてしゅうか様、どうもありがとうございました。それにしても、全部とってあるのは素晴らしいですね!
コミックスは絶版ということなので、気長に探そうと思います。単行本が見つかったら事後報告という形で書込みさせていただきますね。お世話になりました(^^)(りこさん・04/02/02)