●依頼No.619 依頼者:むく犬むっくさん

夾竹桃(きょうちくとう)が出てくる作品について

はじめまして!こんなに素晴らしいHPをつい最近まで知らなかった事を猛烈に悔やんでいます。今から20年くらい前に読んだのですが、単行本で読んだため本当に出版された年がわかりません。恋愛もの、少女マンガです。「夾竹桃」といういい香りの花が出てくる、という事しかストーリーはわからないのですが、ずぅぅっと心にひっかかっている作品です。ヒロインの女性は着物を着ている事が多く、悲恋の物語だったような気がします。絵は山岸涼子先生の絵をもう少し少女マンガチックにした感じでした。登場人物も可愛いというより美しい感じで、鼻筋が通っていたのが印象的な絵でした。こんな頼りないヒントしかないのですが、誰かわかる方いらっしゃいませんでしょうか?

●キーワードのみで定かではありませんが・・・伊東愛子さんの『母の神話』を連想しました。花とゆめコミックスで1979年に発売されています。母の危篤の知らせがあり帰省した兄妹。玄関先には母が好きだった夾竹桃が匂っています。おばに母と父のなれそめを聞かされるのですが、母は父方の家に認めてもらえず駆け落ちで一緒になっています。その回想シーンの母が和服姿です。簡単で恐縮ですが、いかがでしょうか? (カウカウ大臣さん・03/05/10)

●カウカウ大臣さん、はじめまして。回答いただけて嬉しいですっ。ストーリーを読んでそのような気がしてきましたが、やはり読んでみない事にはピンときません。ちなみに当時の花とゆめコミックスはカバーをはずすとどんな感じでしたか?難しそうですが、とりあえず古本屋さん巡りで手に入れる努力をしてみます。キーワードが少なく、しかもあいまいな質問だったので「ダメかなぁ」とあきらめていましたが、お返事をいただけた事だけで、実は感激しています。ありがとうございます。(むく犬むっくさん・03/05/13)