●依頼No.709 依頼者:りょうこうさん(04/02/21)

大島弓子・『その日まで生きたい』について


大島先生の『その日まで生きたい』という作品の内容だけが、どうしても思い出せません。主人公が確か白血病で亡くなるのだと思うのですが。あらすじをご存知の方、よろしくお願い致します。

 
●はじめまして。私も当時連載をリアルタイムで呼んだきりなので、かなりうろ覚えの記憶なのですが、まだ他の方からのお返事がないようなので、思い切って覚えている範囲で書かせていただきます。

主人公はマンガ家志望の少女(高校生?)で、名前は確か「みのり」だったと思います。(苗字はすみません、覚えていません)鼻血が止まらなかったり、りんごをかじった時に歯茎から出血したり、というような症状が続き、病院で検査を受けたのだと思います。その後、マンガ家志望ですから、雑誌の新人賞などに応募していて、その入選の知らせだと思って電話を取ると、病院からで検査の結果が白血病だと知らされます。(病院の人は本人だとは思わず伝えてしまったのだと思います)

主人公は当然ショックを受けますが、友人や家族の励ましを受けて闘病生活を送りながら、マンガを描き続けます(このあたりの詳細はほとんど覚えていません)。 しかし必死の治療も虚しく、主人公は息を引き取り、その直後だったかに投稿作品が入選したという知らせが家族の元に届いた、というところがラストだったと思います。(ラストは当時小学生だった自分はかなり泣きました。今でも印象の強い作品です。)

長々と書いた割には内容が薄くて申し訳ありません。もっと詳しくおぼえていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、フォローしていただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします。(浅黄さん・04/02/29)

●浅黄さんどうもありがとうございました。そうです、そうです、思い出しました。私もラストで号泣しました。長年心に残っていて題名が思い出せませんでしたが、これで一致しました。やはり、その日まで生きたいでした。30年以上心に引っかっかっていたことが、解消できました。感動です。本当にありがとうございました. (りょうこうさん・04/03/01)