●依頼No.721 依頼者:あささん(04/04/08)

記憶喪失の男を介抱する話について

以下のあらすじの作品のタイトル、収録作品を教えてください。

ヒロインは、動物病院を経営する獣医の祖父と暮らしている。そこへ、記憶をなくした瀕死の男が転がり込み、彼を介抱しながら記憶を思い出させようとする。ヒロインが飼っている盲導犬になれなかったレトリバーのエピソードや、犬のコンテストらしきイベントに参加する裕福な実業家の黒いレトリバー2匹の名は確か”オスカル”と”アンドレ”だったと思います。あと、小道具として、ライフル、花札が描かれていたと思います。記憶喪失の男を仮の名で”ゴンベ”と呼んでいます。結果、彼は、とある組織のエージェントで、記憶が戻った後、姿をくらますが、最後はヒロインの元に戻ってくる。という内容です。

佐伯かよのさんの『熱帯椿(カトレア)』に収録されていたかも。とも思うのですが、ハッキリしたことがわかりません。 よろしくお願い致します。

●自己レスです。

佐伯かよのさんの『熱帯椿(カトレア)』に収録されていたかも。というのは、全くの記憶違いかもしれません。申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。(あささん・04/04/08)

●お探しの作品ですが、槇村さとるさんの『お荷物小荷物』(集英社コミック『シンパシー−失われたささやき−』に収録)ではないでしょうか?

主人公は祖父と「花みずき動物病院」をやっている女医のみずき。そこへ銃で撃たれてケガをした男(ゴンベ)が転がり込んでくる。彼は記憶喪失のため名前も過去も思い出せない。そこでみずきは彼に記憶を思い出させる為に(銃弾の傷のためヤクザだったと考え)花札やギャング物などの映画を見せる。みずきは盲導犬を不適格になったライトと言うレトリバーを飼っていて、ゴンベがライトに盲導犬時代の自信を取り戻させるためにドッグ・ショーに参加して優勝するエピソードもあります。結局男は「谷内征(コードネーム:クーリー)」と言う名前の殺し屋で、ある男の暗殺に失敗し(その時その男の飼い犬:オスカルとアンドレを殺しています)ケガを負い記憶をなくしてみずきの家に転がり込んでいたのでした。その男の陰謀でアメリカ外相の暗殺をさせられそうになりますが、ライトのおかげで暗殺は失敗し事件は解決します。その後ゴンベは記憶を取り戻し逆に記憶喪失だった時の事は忘れてしまいます。でも、その時の幸せだったかすかな記憶から「花みずき動物病院」を探し再びみずきに再会すると言うお話です。

あらすじの説明がヘタで分かりにくいかと思いますがお探しの作品でしょうか?槙村さとるさんのコミック(シンパシー)ならまだ手に入ると思いますので機会があれば確認してみて下さい。(サリーさん・04/04/09)

●サリー様

ありがとうございました。タイトルの『お荷物小荷物』、何となく思い出しました。槙村さとるさんのコミック(シンパシー)ならまだ手に入るとのこと、探してみます。

ありがとうございました。(あささん・04/04/09)