●依頼No.728(1094) 依頼者:ルルさん(04/02/15)

陽子という少女が文通をする話について

みなさんよろしくお願いします。1975〜78年あたりの話で、陽子(多分)という少女が木の上で手紙を読んでいる記憶があります。たくさんの友達と文通をしているような?明るい少女という記憶です。話の内容と、わかりましたら掲載紙と年号を教えてください。

●私が上記のキーワードで思い出したのは、「デラックスマーガレット」に載っていた、さとうひとみさんの作品です。あたってるかどうかわかりませんけど…。

主人公は小学生くらいの女の子で、たびたび転校をくりかえしている、人懐こい明るい子。これまでの学校での文通友達がたくさんいる。舞台はわりに田舎で、そこの男の子たちは最初は、よそものなんか、と言ってるけど、彼女の明るいタフさに根負けして「負けた 仲間と認める」。

 彼女より少しまえに転校してきた、秀才でヒネた男の子がいて、孤立している。少女の言葉「来年の夏はあたしにはないんだもの」について彼女の兄にきくと、ガンで長くないと言うが、実はそれは芝居(兄は最初医大生と自称しているけど、実は役者のタマゴ、こんど医者の役をする)、
「この村の夏をすごせない」という意味だったーーというわけで、また転校していくという結末です。 SG企画から出ている『冬の果てに』にはいってます、でもタイトルは私も覚えてません。(真奈美さん・04/02/19)

●さとうひとみさんの作品だとすると、『おたより出します!』(「デラックスマーガレット」'75年夏の号掲載) ですね。

ヒロインの名前は確かに 「陽子」 です。 元気なガキ大将で「よそ者」発言の主 「サトル」、孤立型秀才 「敏(はや)」、温厚なまとめ役 「つとむ」といったキャラクターが登場してました。ストーリーは、真奈美さんのでほぼ完璧、ただ嘘の病名は「ガン」でなく「白血病」でした。

ルルさんご記憶の 「少女が木の上で手紙を読んでいる」 シーンはないのですが、作中1頁めに「木々の見える窓辺で陽子が手紙を書いている」
→次のコマで「木登りする陽子」 といった連続描写が出てきています。
『冬の果てに』に収録されているんですね。私も探してみようかな(また読みたくなっちゃった……)(ころさん・04/02/19)

●いまでも手にはいります。ただし、SG企画はごく小さいところで、限られた書店しか置いてません。通販が無難だと思います。 (真奈美さん・04/02/20)

●>真奈美さん
 サイトまで教えてくださって、どうもありがとうございます。
 さっそく見に行ってみますね。

>ルルさん、めぐみさん
 本筋に関係ないレスでスミマセン……(ころさん・04/02/20)

●みなさん、どうもありがとうございます。うーん、白血病とか病気関係のことは記憶にないんです。デラマも当時読んでいなかった(かも)ですしー。そこは、学校ではなくて養護施設のようだったような気がします。真奈美さんのHPもみたのですが、絵ももっとかわいかったような気もします。 ・・・なんか、気もします、ばかりでせっかくお答えいただいたのに、すみません。小学校時代の自分に『そのマンガとっておけ』と言いたいです。(ルルさん・04/02/23)