●依頼No.752 依頼者:えみさん(04/06/25)
カトリーヌという少女が主人公の話について
23〜25年くらい前にいとこに借りて読んだ文庫本なんですが、作者もどこから出版されていたのかもわかりません。 小さい頃静養していたリヨン(?)に戻って来て「帰ってきたわ」と言って吹いてきた風を懐かしそうにしている少女の場面から始まっています。そしてその当時仲の良かった少年と再会します。その後のストーリーは分からないのですが、どなたか心当たりのある方いらっしゃいませんでしょうか?
●お探しの作品は、志摩ようこさんの『こんにちはミスティーヌ』だと思います。
主人公はカトリーヌ。彼女は幼い頃リヨンの近くのバージルで療養をしていました。そこで仲良くなったポールと言う男の子と、木や風や小川や橋などに名前を付けます。その時名づけた風の名前がミスティーヌです。その後カトリーヌはパリに戻り成長しますが、政略結婚を嫌がって懐かしいミステーィヌに会いにバージルに向かいます。バージルへの道中知り合った男性(実は幼なじみのポール)と婚約者に追われながらも無事バージルに到着し、そこで彼がポールだと言うことに気づき二人が結婚して終わります。
同タイトルでKCなかよしから単行本が出ていますが文庫になっているかは不明です。単行本も古本屋などでしたらまだ見つけることが出来るのではないでしょうか。(サリーさん・04/06/25)
●サリー様
早速のお返事ありがとうございます。当時好きだった志摩先生の話と分かって感激です。なぜ気がつかなかったのか不思議なんですが・・・。古本屋をまわって探してみます。本当にありがとうございました。(えみさん・04/06/25)