●依頼No.771 依頼者:きんさん(04/05/01)
「プリンセスGOLD」掲載の作品について
今から(多分)12年ほどまえに掲載されたマンガについて、お尋ねします。
作者名も、作品名も覚えていませんが、『緑』とかいう男装の麗人(実際には男子高校生)の探偵や、その兄で鬼瓦だったか、鬼、という文字が苗字に入っていた男性、そして『緑』に心を寄せているカイト(凧)というニックネーム?をもつ同業者が登場するマンガが、確かプリンセスGOLDに掲載されました。
イラストは、まつ毛がビシビシと生えていて、首や手足がとても細長く、お尻がびっくりするくらい小さかったような…(汗)『緑』は黒髪で、前髪多めでシャギー感たっぷりのロングヘアーでした。学校に行く時(男の姿)の時には、確か後で一つに束ねて、眼鏡をかけ、学ランを着ていました。『男装の麗人』として仕事をしている時は、髪を下ろして、唇にもルージュを引いているような姿でした。
カイトは短髪、白髪(ベタ髪、トーン髪ではない)で、筋肉質な体で、立派な体格でした。(短気な性格だったような…)『緑』によくコードネームのカイトをもじって『凧』と呼ばれ、腹を立てていたような記憶があります。『緑』の兄は、あまり覚えていないのですが、『緑』の仕事上のパートナーでもあったような…
私はこの作品をたった1作品(続き物でしたが、一号分しか見る事が出来ませんでした)しか見た事がないのですが、『緑』が機械に占領?された遊園地化何かに侵入して、暴走した遊園地を止める?か何かの任務を負い、単身遊園地に侵入し、傷を負ってしまうのですが、その兄からカイトは『緑』の救出を頼まれ(
緑への恋心?を利用されるような形で)遊園地に侵入する…で終ったような… すみません、分かり辛い説明で(汗)幼い時の記憶なので、とっても曖昧です…
(『雨に叢雲花に風』や『天をみつめて地の底で』(←この作者の方の別の作品だったかもしれませんが…)
『BUD BOY』『崑崙の珠』などが一緒に掲載されていたような記憶がうっすらあります)
全く違うかもしれませんが、作者の方のお名前は、『礼子』だったような…?
はっきりとしない情報ばかりで申し訳ありませんが、とても気になっています。出来る事ならコミックスを手にしたい。この先生の他の作品も読んでみたいと思っています。このように、全く的を得ない情報しか持ち合わせていませんので、
直接メールで出版社に問い合わせても、お返事すらいただけませんでした。 ご存知の方、お力をお貸しくださいませ。
●自己レスで申し訳ありません。今思い出したのですが、もしかしたら苗字は『小島』先生でいらしたかもしれません…うろ覚えなのですが、当時ジャニーズのトキオの一員だった『小島啓』さんと同じ苗字だったような覚えがあります(汗)違うかもしれませんが、もしご存知の方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
小学1・2年生の頃、梅雨の時期にコインランドリーでお洗濯が終るまでの間、置いてある本をパラっとめくった時に読んだ話です。「プリンセスGOLD」だったかどうかも、実はハッキリしていませんで、一緒に読んだ覚えがある作品からそう想像しました。
具体的な情報も少なく、このような状態で質問させていただく事は、皆様にもご面倒おかけしますが、よろしくお願いします。(きんさん・04/05/01)
●すみません。もしかしたら、「GOLD」ではなく「ボニータ」だったかもしれません。ご存知の方、よろしくお願いします。
(過去に出たマンガ雑誌を調べる事が出来るところは無いのでしょうか?)(きんさん・04/05/08)
●この作品多分立ち読みしました。でも作者もタイトルも掲載紙も全然覚えてないんですよ。でも、『少女まんがの探偵』の掲示板に5月20日付けで載った依頼と同じ作品だと思うので、そちらもご覧になって見て下さい。
あと、マンガ家の先生の名前ですが、「小島玲子」さんと言う方がいらっしゃたかもしれません。もしかしたら記憶違いかもしれませんが……。
(e香さん・04/05/22)
●何方もご存知で無いご様子でしたので、半ば諦めていました…情報いただけて、とても嬉しいです!今から教えていただいたページを拝見します!
>あと、マンガ家の先生の名前ですが、「小島玲子」さんと言う方がいらっしゃたかもしれません。もしかしたら記憶違いかもしれませんが……。
いえ、十分可能性はあります…(汗)私、この作品を読んだ時、本当に幼くて、記憶もうっすらとした物なのです。ですから、音で名前を覚えていた可能性は大きいと思います。
こちらもあわせて探して見ます! ありがとうございました!!(きんさん・04/05/22)
●すいません。訂正です。マンガ家の先生の名前、『小島令子』さんでした。この名前の方でしたら、1999年までは確かに描いていらっしゃいます。
(e香さん・04/05/28)
●e香 さま
情報ありがとうございます!確かに、この方がいらしたこと、99年まで書いていらした事が分かるなんて…何とか探す手がかりを得られて、とても嬉しいです!以前ご紹介頂いた依頼内容にあった情報も加えて、頑張って題名がわかるように、諦めずにさがしていきますね!(きんさん・04/05/28)
●おかしな質問で申し訳ありません(汗)一体皆様、どこで検索?等していらっしゃるのでしょうか???私、方々を探し回ったのですが、全く手がかりを得られなかったのです。(本当に、e香さまに教えていただいた情報が、新たに得た全ての情報です)(きんさん・04/05/28)
●「小島令子」と入力して検索していたところ、ここにたどり着きました。下のほうに、「小島令子」と名が出ていました。ただ、作品名などは書いてなく、出版社とかもなく、どうやら同人誌?のようでした…(きんさん・04/05/29)
●小島令子さんですが、92年ごろは「学園ミステリー」、95年、96年ごろは「ミステリーボニータ」、99年に「プリンセスGOLD」で描かれていらっしゃいますね。「ミステリーボニータ」では連作で『世紀末は香る』というシリーズを何作か描いてらっしゃいます。
読んだことがないのでこれが該当するかわかりませんが、ご参考までに。(さりさん・04/05/29)
●さりさま
情報ありがとうございます!シリーズ物だったはずですので、可能性大ですよね!自分で質問をしていながらお恥ずかしい事に、読んだ時期についてもうろ覚えですので、「ミステリー」時代の作品なのか、さりさまがご提供くださった情報にある「ボニータ」時代の作品なのかが分からないのです(汗)「プリンセスGOLD」にも書いていらしたのであれば、何かコミックス化されている作品もあるのでしょうか?(検索に引っかからないと言う事は、本としては出版されていないと言う事なのでしょうね…涙)この情報をもとに、またじっくり探してみます!本当にありがとうございました!(きんさん・04/05/31)
●(さりさん・04/06/03)こんにちは。「ぱふ」を確認したところ以下の作品が掲載されているとのことです。
「学園ミステリー」
91年 9号 『芳香夢想−アロマ・トラウム− 』
92年 10号 『擬態の符牒』
12号 『仮想空間』
14号 『裏切りの構造』
「ミステリーボニータ」
95年 7月号 『世紀末は香る』
11月号 『夢厭の舞』 世紀末は香る2
96年 3月号 『緋のかけら』 世紀末は香る3
5月号 『音のゆくえ』 世紀末は香る4
7月号 『仮面劇』 世紀末は香る5
97年 3月号 『抱かれて眠れ』
98年 1月号 『要諦の罠』
「プリンセスGOLD」
99年 11+12月号 『SHOOTING』
題とかで聞き覚えのあるものがあればいいのですが。探すときの参考になればいいですね。あとお金が少々かかってもいいなら、国会図書館に郵送のコピーサービスがあるので、それをとりあえず1作分頼むのも1つの手かと思います。東京にお住まいなら直接行ってもいいと思いますし。見つかるといいですね。
●さり様
こんなに詳しくお調べ頂いて…ありがとうございます!この時期に読んだかも知れない…という妖しげな記憶からしますと、学園ミステリーの擬態の符牒や仮想空間、なんてとても怪しいと思うのですが…全てがそれらしく見えてしまい、どうにも判断がつきません(汗)せめて作者名と題名位はメモしておくべきだったわと、今更ながらに後悔です(涙)私がご相談させて頂いてから、本当に沢山の方に情報を頂き、薄らぼんやりとしていた作品に関することがはっきりとしてきて、とてもありがたいと思っていますが、
何方もコミックスの事には触れられませんから、もしかして…と思い、e香 さま
、さりさまから頂いた情報を、直接秋田書店さまに問い合わせてみました(汗)以下、頂いたメールです。
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メールありがとうございます。
お問い合わせいただいた作品はコミックスになっていません。
また掲載雑誌は既にすべて在庫無しになっています。
あしからずご了承ください。
秋田書店販売部&出版部
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覚悟していた事とは言え、ちょっとショックでした(汗)でも、さり様がアドバイスしてくださった「国会図書館利用」という手が残っていますよね!コピーサービスって、一冊(雑誌)に入っている作品を一号分丸々コピーしていただけるのでしょうか??一冊辺り3枚とか、そういう事を聞いたような気もしますが…(汗)古本屋で雑誌を捜しつつ、国会図書館にも連絡を入れてみたいと思います!(ちなみに東京とは程遠い、九州の人間です…涙)頑張ります!!本当に、色々とありがとうございました!!
(きんさん・04/06/07)
●(さりさん・04/06/07)大丈夫です。私も最近やりました。掲載号がわかっているなら掲載号と作品タイトル・作者の名前がわかっていれば大丈夫です。3枚とかいうのは実際に図書館へいって、直接読む場合に書く申し込み用紙か何かじゃなかったかと思います。
アウトなのは1冊の半分以上をコピーする場合です。たとえば「GOLD」が1冊200Pをします。そこに A50P B60P C50P D40P の内訳だったとしてAとBをコピーとなると半分を超えるのでアウトという感じです。AだけBだけならコピーできます。でもAだけで110Pをしめている場合とかはOKだったと思います。ただコピーの場合は1P(見開き)24円ほどするので覚悟がいるかと。問い合わせなさるなら貸し出しOKかどうかを問い合わせしたほうがいいかもしれませんね。OKなら近くの図書館まで送ってくれると思います。実際お求めの作品かどうか確信がないわけですし。
あと「学園ミステリー」は「サスペリア」の増刊扱いなので問い合わせする場合は気をつけたほうがいいかと思います。 所蔵一覧には「学園ミステリー」では出てきません。
●(e香さん・04/07/08)きんさま、まだご覧になっているでしょうか?先日、所用のついでに久々に国会図書館に行ってきました。私も読んでいるはずなのに内容を全然覚えていない事が気持ち悪かったものですから。時間の関係でとりあえず、さりさまお調べの「学園ミステリー」と「ミステリーボニータ」だけ(『SHOOTING』は持っているので)を借り出し読んできました。
きんさまが、お探しだったシリーズはこちらです。
92年サスペリア増刊「学園ミステリー」
2/25増刊10号『擬態の符牒(ぎたいのパスワード)』」
☆颯爽と現れた、男装の麗人……… その正体は………ええっ!?
6/20増刊12号『仮想空間』
コードネームはダークレディ!! 男装の麗人といわれるヤツが 潜入したとろろは!?
10/15増刊14号『裏切りの構造(裏切りのプログラム)』
日本中の銀行オンラインがジャックされた!! この事件に対し アイツ(ダークレディ)は!?
○氷奥 緑(ひおう りょく)―ダークレディ(闇麗人)をコードネームに持つ探偵。男装の麗人といわれるが、実は美男高校生。
○鬼怒川教授―炎侍に温泉野郎と呼ばれているが、緑の良き相棒。そして、実は緑とは兄弟!!
○炎侍(えんじ)―コードネームはカイト(凧)。緑にタコと呼ばれている。ライバルの探偵。
ただこの3編とも読みきりで、きんさまの記憶とは少し違っていますのでもしかしたらまだシリーズがあるのかもしれませんね。でもしいて言えば『仮想空間』が近いかな?因みに私が読んでいたのは『裏切りの構造』と『世紀末は香る』の何作かでした。
PS. 「ミステリーボニータ」97・98年『抱かれて眠れ』・『要諦の罠』は、それぞれ“世紀末は香る”の6・7でした。