●依頼No.777(1210) 依頼者:atsukoさん(04/10/16)

「小学六年生」連載・劇団(芝居)のお話について

気になっている作品がありますので、ご存知の方から情報をいただけたらと思います。

今から20年ほど前の小学館の「小学六年生」に連載されていたと記憶しているのですが、主人公の少女、確か名前が七海(ナナミ)だったと思うのですが、幸せに暮らしていたのに、ある事情から親戚の家に預けられることになり、そこで芝居に目覚め、劇団に入団します。ところが同居の同学年のいとこも女優を目指しており、天性の女優の素質を持つ七海を疎ましく思い、そのいとこは意地悪をしていつも七海につらくあたるのです。

そして劇団内で舞台公演をすることになり、ヒロインの主役を決めるのにオーディションをするのですが、七海にはいとこの他にも強力なライバルが出現します。そのライバルは年も近いのに、芝居のキャリアも長く、また本当に芝居の才能溢れる女の子で、七海はオーディションに向けて相当悩むのですが、オーティションの結果、七海と才能溢れる少女とのダブルキャストで主役をして公演することになり・・・というお話でした。 (これ以降、雑誌を買うのをやめたのでその先はわかりません)

鮮明に覚えているのは、劇団に入る前に見学に行った七海に目を止めた劇団関係者が、「春の森でゆっくりしているところを芝居してみて」らしきことを言うと、七海は目をつぶり芝居をするのですが、額にうっすら汗をかきます。「その汗は?」と聞く関係者に「日の光が熱くて・・・」と七海が答えて、素質を認められ入団することになったシーンと、主役決めのオーディションで、いとこは主役の村娘を「森の泉の妖精をイメージした芝居」をして、(それは不評でいとこは落選します)、もう一人の少女は「嫉妬に燃え上がる情念を表現」して、それが本当にゾクッとする芝居だったため、主役の最有力候補に選ばれ、七海は「報われない想いの哀しみを表現」した結果、ダブルキャストで主役になるという箇所を覚えています。

作品名、作者とも不明なので、教えてください。
また、単行本がないようでしたら、ラストはどうなったのかも教えていただけると嬉しいです。

 ●1981年の「小学六年生」に連載されていた、『七海、光のなかへ』汐見朝子)ではないでしょうか。私は読んだことないので、内容はわからないのですが、関連URLに載っていたので・・・(雪葉さん・04/10/16)

●(atsukoさん・04/10/17)雪葉さん、情報ありがとうございます。『七海、光のなかへ』というタイトル、言われてみれば覚えがあります。長い間、気になっていたので嬉しいです。本当にありがとうございました。

さっそくインターネットで調べてみましたが、この作品の情報自体も少なく、単行本にもなっていないみたいで・・・残念です。関連URL、差し支えなかったら教えていただくことは可能ですか?

汐見朝子さんの作風や絵もずいぶんと変わられて、今は大人向けの作品をお描きになられてるようですね。今もご活躍されていて良かったです。引き続き、ストーリーの結末など何か情報がありましたら、よろしくお願いします。

●勝手に横レス失礼します。

>関連URL、差し支えなかったら教えていただくことは可能ですか?

↑は雪葉さんの書き込みの〔HOME〕に入っているURLだと思いますので、そこをクリックしていただくと行けると思います。(あおいさん・04/10/17)

●>あおいさん
目的のページに行くことができました。ありがとうございました。 (atsukoさん・04/10/17)