●依頼No.782 依頼者:atsukoさん(04/10/04)

4人の少女がそれぞれの恋の話をする作品について

今から20〜25年ほど前の作品だと思います。一部分しか記憶がないのですが、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えてください。よろしくお願いします。

女子中学生か女子高生4人がそのうちの1人の家に集まって、それぞれの恋の打ち明け話をするお話。私が覚えているのはその中のワンシーンなのですが、1人の女の子がバレンタインに向けて、ハート型のチョコレートを手作りします。そして片思中の好きな彼の家の近くまで行き、彼の部屋の窓を見上げるのですが、結局チョコを渡す勇気もなくて、その場でチョコを食べてしまいます。その帰り、コートのポケットに手をつっこむと、1枚のガムが出てきて、彼女はそのガムを噛み、チョコの甘さとガムのミントの味に「なんか吹っ切れたかなぁ」なんて切なく思うのです。その話を聞いた他の3人もシンミリするというようなワンシーンしか覚えてないのですが、ご存知の方いらっしゃいますか?
タイトルも作者もわからないので、よろしくお願いします。

 ●こんにちはatsukoさん。棗(なつめ)と申します。おおせの作品はずばり、陸奥A子さんの『天使も夢見るローソク夜』の第1話「縞柄ローソク」ではないでしょうか…?!

主人公の大熊笹絵ちゃんのバースディ・パーティの夜、停電したお部屋でローソクの明かりに照らされ、4人の女の子が恋の打ち明け話をするんです。その中の一人「もこ」ちゃんがギターを弾く手を止めて、「先輩の家に行ってみたのわたし…チョコレート持って」と、話し始めます。

ハート型のチョコレートを手作りするのは、笹絵ちゃんです。でも、中学時代からの幼馴染みの「四川くん」と少し前に気まずくなっていたせいで、結局あげないでその場のみんなと食べてしまうんです。最後はハッピーで終わるのですけれどね♪

このころのA子さんの作品は私にとって宝物で、今でも折に触れ季節ごとに読み返しています。
私の持っているりぼんコミックスには、「りぼん57年2月号から5月号に連載され、人気を集めた作品です」とあります。他のおはなしも素敵ですよ(*^-^*)だけど、この単行本、今は手に入らないかも知れませんね。古本屋さんでならひょっとして…。(棗さん・04/10/06)

●こんにちは。 棗さん、情報ありがとうございます!!ずーっと探していたので、本当に 本当に 本当に嬉しいです。私が覚えているあらすじでは、「誰もわからないかもなぁ」なんて思っていたところだったんです。

そうそう、「四川くん」という名前、棗さんのカキコミを見て思い出しました。あとチョコレートを手作りした女の子と、好きな彼の家まで行った女の子、別の子だったんですね???(笑)言われてみれば、絵も陸奥A子さんっぽかったかもなぁ、と思いました。さっそく古本屋とかオークションで探してみます。

本当にどうもありがとうございました。(atsukoさん・04/10/06)