●依頼No.783 依頼者:けろここさん(04/10/04)

『やまねこ学級』と言う題名の作品について

かなーり昔のマンガです。30年以上前かも。少女マンガだけど男性作家だったように思います。作家名の中に「巴」という字があったような・・・。『やまねこ学級』と言う題名の単行本を読んだ記憶があるのです。どんな話だったかどうしても思い出せなくて。ちょっと暗めの話と絵柄だったような・・・。どなたか心当たりのある方いらっしゃいませんでしょうか。作者名と正確な題名と、できれば簡単で良いのであらすじを教えてくださると嬉しいです・・・。

 『山ねこ教室』ですね。作者は巴里夫さんで、若木書房のティーン・コミックス・デラックスから出てました。初出はわからないけれど、単行本は1971年発行(多分初版)です。短編4編収録。

『山ねこ教室』の舞台は、受験真っ只中の中学3年生のクラス。先生はいかにも的な受験・受験のタイプです。主人公は「山ねこ」とあだ名される、勉強はできないけれども活発な女の子で、そんなクラスの雰囲気が嫌でたまりません。先生やクラス委員に正面きって反発を続けています。はじめは先生達が怖くておとなしく従っていたクラスメートも、あまりにも受験に追い立てられ、次第に主人公に賛同していきます。

そしてノイローゼが嵩じて先生を怪我させてしまった男の子が転校させられそうになり、クラスが一丸となってその子を守ることに成功するのですが、その時に主人公は白血病で倒れ、そのまま亡くなってしまう・・・というお話です。(FUMIKOさん・04/10/05)

●FUMIKO さん 
ありがとうございました。主人公は死んでしまうのですか・・・。ちょっと衝撃です。でも疑問が解けてすっきりいたしました。本当にありがとうございました。(けろここさん・04/10/06)