●依頼No.806 依頼者:のりさん(04/10/25)

悲しいシーンのある芝居が出てくる作品について

こんにちは、又お世話になります。いつ頃読んだのかはっきりしないのですが、ある舞台(ミュージカルだと思います)を見ているという設定の漫画です。その舞台は始めから終わりまで通して上演されているのか、何かオーディションとかでその場面だけを演じているのかもわかりません。

舞台の上には1人の女優さんがいます。長い髪を後ろで1つに縛って、飾り気の無いブラウス、くるぶしか足首までのスカートという貧しい娘のような衣装です。(もしかしたらエプロンもしていたかも)舞台装置も普通の家といった感じで、服装、装置通して、昔のヨーロッパの田舎という感じでした。
彼女は今恋人か夫の死を知ったばかりです。そして彼と歌った歌を歌いだします。そして彼女にスポットライトがあたります、するともう1つスポットライトが舞台にあたり、だんだん彼女に近づいていきます。彼女ももう1つのライトに気が付き、そちらに向かって歌いながら歩いていきます、そのライトが彼を表しているのだと、観客にもわかります。そして歌の終わりに2つのライトが交差して、彼女が目の前の空間を彼がいるかのように抱きしめて、そのシーンが終わり、観客は皆泣いてしまうという場面でした。

この女優さんが主人公なのか、それともライバルかなにかで主人公は客席で観ていたのかもわかりません、こんな情報しかありませんが、ぴんときた方教えて下さい、宜しくお願いします。

●舞台上で亡くなっている相手役をライトで表現する。という場面だと、星野めみさんの『私はピアノ』の中にあったように記憶しています。コミックスが出たのは多分今から20年くらい前だと思うのですが、時代的にあってますでしょうか?ちなみにマーガレットコミックスでした。

見当違いだったら、ごめんなさい。(たぬきさん・04/10/29)

●たぬき様レスありがとうございます、『私はピアノ』を図書館に予約しました。

ちょっと伺いますが、この『私はピアノ』の中に『マイ・フィア・レディ』のミュージカルを各劇団ごとにオリジナルの演出で上演しあう演劇コンクールがあって、そこでイライザが始めてパーティに行くシーンで、ヒギンズ教授が自ら彼女をドレスアップするという場面をコミカルに演じた劇団が大喝采を浴びたシーンはありませんでしたか?それだったら読んだことあるのですが・・・(のりさん・04/11/03)

●のり様、こんにちは。

>『マイ・フィア・レディ』のイライザが始めてパーティに行くシーンで、ヒギンズ教授が自ら彼女をドレスアップするという場面

コンクールだったかどうか定かではありませんが、イライザ変身のシーンはありました。舞台上で手品のようにヘアメイクなどを行ってパーティーの支度をし、一端失敗したと思わせてドレッシーなイライザが登場するというシーンがありました。

また、最初にお尋ねだったシーンに該当する場面に演じられていたのは『ウエストサイドストーリー』を元にした『マリア』の舞台だったように記憶しています。(これもライバル劇団が同じ題材で『トニー』という舞台を公演していたような記憶が・・・)

お探しの作品だといいですね。(たぬきさん・04/11/04)

●たぬき様

『私はピアノ』借りて読みました。そして有りました!私が探していたシーン!!ああ、すごく懐かしかった!あの女性は『ウエストサイドストーリー』のマリアを演じていたんですね、肌を黒塗りしていなかったので、そう思わなかったのでしょう。長い間の疑問が解消してすっきりしました。本当にありがとうございます。(のりさん・04/11/15)