●依頼No.840 依頼者:花蓮さん(05/03/14)

 空を飛ぶ少年の話について


作者名も作品名も掲載雑誌も何も分からないのですが、単行本で読んだ話で、小さな村のような所でどういう訳だが空を飛ぶ少年が普通にいて、その瞬間時速か何かの記録を目指して先生役の青年と切磋琢磨・・・のような話で、可愛い感じの絵柄でした。御存知の方、いらっしゃるでしょうか。

●安孫子三和さんの『ファンタジア−風待ちの時間−』ではないでしょうか。

少年は持ち場を貰ったばかりの風使いで、力の加減が下手でそよとも吹かなければ今度はいきなり暴風… 広い持ち場へと移っていく予定の前任者を師匠に修行中です。火の神のペットのドラゴンを驚かせて森に火事を起こしてしまい、夢中で川に風を送り川の水で火事を消すというエピソードがありました。

『みかん絵日記』8巻に収録されていましたが、多分廃版でしょう。安孫子さんのファンサイトで確認しましたが、文庫版の『みかん絵日記』には収録されていないようです。(llenaさん・05/03/16)

●小さな村、空を飛ぶ少年、記録を目指して、先生役の青年と切磋琢磨・・・

筒井百々子さんの『空の上のアレン』にもそういうシチュエーションがあります。

"PKフライヤー"という空を飛ぶ事の出来る力の持ち主の少年アレンは、日々音速突破を目指して飛行訓練をしています。

ご記憶の場面は、ホーネット(戦闘機)を操縦するハイファイ(青年)と、アレンが音速飛行に挑戦している場面ではないかと思います。

掲載誌は「クレッセント」という上質紙のA5サイズの雑誌でした。
コミックスは東京三世社から『空の上のアレン』全4巻で出ています。
第1巻は1991年に発行されていますが、入手は難しいかも。

良かったら「筒井百々子さんのページ」を検索してみてください。(星原さん・05/03/16)

●llenaさま、星原さま、色々ありがとうございます。『空の上のアレン』だと思います。ちょっと検索してみましたが、やはり手に入り難い様子。何とか探してみます。(花蓮さん・05/03/20)