●依頼No.847(1289) 依頼者:ふーさん(05/05/20)

 宇宙船が地球に不時着して記憶を無くす少女の話について

はじめまして。20〜25年位前に単行本で読みましたが、作品名、作者ともに覚えておりません。ファンタジー、SF物に分類されるのではないかと思います。主人公の女の子は、ルナ、ルリ、ルル等、ルから始まる名前だったように思います。

宇宙船が地球に不時着して、主人公が記憶をなくしてしまい、一緒に乗っていたおそらく恋人と思われる男の人が、彼女と共に地球に残って生きていくというような話でした。主人公かその男の人は、数学の天才という設定もあった気がします。非常にあやふやな記憶で申し訳ないのですが、どなたかお分かりの方がおられましたら、教えて下さいませ。宜しくお願い致します。

●宇宙、ルナ、20〜25年前というキーワードで、あさぎり夕さんの『青い宇宙のルナ』という作品を思い出したのですが、題名のみで内容を全然覚えていません。

ふーさんのお探しの作品だと良いのですが・・・(えむさん・05/05/21)

●こんばんは。
1973年の作品で、志賀公江さんの『ルルが風にのって』というのもありますね。マーガレットコミックスで全2巻です。主人公のルルが異星人で天才少女科学者です。

ルルは一部の地球人と母星との間に内密で交わされた「地球開発計画」のスタッフで、地球人の生態を知るため記憶操作により「地球人の娘」として、彼女を本当の娘だと信じていた両親と生活していたが、飛行機事故でその両親を失い、「自分が異星人の科学者だった」という記憶を取り戻す。ラストはケガで記憶の大半を失ったルルが母星へは戻らず地球で恋人と共に生きていく、といったあたりが条件に近いかもしれません。

ラストシーンでは、ルルが恋人にいわゆる「お姫様抱っこ」されて、地球から母星へと帰ってゆく同胞の宇宙船の光跡を見上げている、といった構図の大ゴマがありました。

オンデマンド出版で取り扱いがあるようです。ここに表紙画像と作品紹介がのってますので、絵柄など見てみては?(ころさん・05/05/22)

●補足です。

私も内容は覚えていないのですが、『青い宇宙のルナ』は短編集の表題作でした。『ルルが風にのって』は全2巻ということなので、絞り込む為の参考までに(蘇枋さん・05/05/23)

●えむ様、こころ様、蘇枋様ありがとうございます!こんなに早くレスをいただけるとは思っていなくて感激致しました!!

画風的にはあさぎり夕作品なのですが、内容的には「ルルが風にのって」に近いような気が致します。早速、探してみます!皆様ありがとうございましたm(_ _)m(ふーさん・05/05/23)