●依頼No.857 依頼者:すいみーさん(05/08/30)
光(ひかる) くんという男の子に恋をする少女の話について
はじめまして。20年くらいずっと気になっていたマンガなのですが、分かる方がいらっしゃったら教えてください。1982年1〜6月くらいに「ちゃお」で連載が始まったマンガだと思います。
光くんという男の子(多分小学校低学年)が体が弱くて外で遊ぶことが出来なくていつも窓の外を眺めていました。そこに主人公の女の子がどういうきっかけからか窓の外に来て、光くんに勇気を与えるようなことを言います。光くんに会えたのは1回きりで(多分光くんが引越した)、それからその女の子は高校入学(中学?)と同時にテニス部に入部します。そのテニス部で光くんと再会します。ところがその女の子の親友も光くんのことが好きになり・・・という内容だったと思います。主人公の女の子はショートカット、親友はロングでポニーテールと記憶しています。光くんは確か1歳上。その女の子は、昔あった出来事を光くんになかなか言い出せなかったような・・・。もしかしたら病気だったのは女の子の方だったかも知れません。
『初恋物語』というタイトルだったと思って検索をするのですが出てきません。これぐらいしか分からないのですが、誰かお分かりの方いらっしゃいませんか?宜しくお願い致します。。。
●はじめまして。すいみーさんお探しの作品は、
1983年「ちゃお」9・10月前後編 佐香厚子さんの『初恋ものがたり』だと思います。
藤代あさみは体の弱い子だった。小5の夏休み子供会のドッジボール大会で、かばってくれた館林光(ひかり)君小6と仲良くなり「外に出てもっと遊ばなきゃだめだよ、緑ヶ丘の空地に来ればいつでも仲間に入れてあげる」と誘われ、生まれて初めてすてきな夏休みをすごす。熱を出したあさみを、光君が窓から見舞い、「そんな体弱いんじゃだれもお嫁にもらってくれないぜ、売れ残ったらおれがおヨメにもらってやるから元気になれ」的なことを言い、トレードマークだった去年のドッジボール優勝記念バッジをお守りとして渡す。あさみはそれから入院し、退院した11月には「いつかまた会える、その時までにじょうぶになっていろよな」と言う手紙を残し光君は転校していた。あさみはバッジと手紙の言葉を励みにしてがんばり、中学生になる。中学で知り合ったスー(ポニーテール)に誘われ、テニス部に入部し、光君(一中のアイドルになっている)に声をかけられる。
前編の前半がこんな感じです。(しゅうかさん・05/.09/26)
●しゅうかさん!有難うございました!!!まさにその作品だと思います!前後編で完結ということは、この作品のみの単行本は発売されてない可能性が高いということですかね?しゅうかさんからお返事いただいてから必死で探したんですけど、ないんです。何か別の作品と一緒に単行本化されているのでしょうか・・・。(すいみーさん・05/10/07)